期末テスト評価


 過去 : 未来 : メール 2006年06月29日(木)


期末テストが終わった。

この4月からの新しい英語の先生は「表現力」に力を入れている。
今までは綺麗な優しい女の先生二人(私を含めて)の作る簡単な期末テストとは違い骨の折れる試験だったと思う。

期末テストにおける「表現力」とは「英文を書く」というところだ。

例えば3年生なら

「自分がレポーターになったつもりで今週土曜日に公園で行われるライブについて実況しなさい。」


とか


「招き猫について説明しなさい。」




配点は両方で30点。


もちろん授業でやっているので勉強していれば出来ないことはない。
しかし単語や熟語を覚えるのと違っていかに自然な流れで英文を正しく書くのはうろ覚えではできない。

ここで本当英語の力が試されるのだと思う。
質の高い問題が出来たと思う。


ちなみに最近の高校入試の英語の出題もこういったのが多い。
去年は4コマ漫画があって物語を作るというものが出題された。

日本人の苦手な表現力。
それをつけさせようと私たちは今努力している。




そしてそのテストの平均点は結局56点くらいだった。
最高点は78点。


その中でも今までなかなか点数に結びつかなかったH君の成績が伸びた。
クラスのベスト3に入ったのだ。
去年までは下から数えた方が早かったかもしれないくらいの子だ。
野球の試合に向けて頭は五厘。
何か最近いろんな面でぐんっと成長したように見える。



近くにいた今年来たばかりの彼のクラスの副担任に

「H君がんばったんですよ。」



そしたらその副担任さん(40代女性)

「3年生でこれでは情けないじゃないのっ!」

「こんなんまだまだよっ!」





そういえばこの人は上ばかり見ているんだった・・・(汗




彼の努力を認めない?



点数だけ見て言わないでよ。








↑エンピツ投票ボタン

My追加








叱咤激励も必要だろう。



でも今回は褒めたっていいじゃない。



そう思ってその副担任の言葉にガッカリした。







■ 目次 ■