おばあちゃんの役割


 過去 : 未来 : メール 2005年04月15日(金)


私はお義母さんと仲が良いほうだと思っている。

お義母さんを遠くの病院へ車で連れて行ったり、買い物やお使いなどもすすんでやるようにしている。

実際、お利口ぶっているわけでなく苦ではない。

ただ私を必要としている人がそこにいるからそうするだけ。

そんな私をお義母さんはありがたく思ってくれるは日頃からよくわかる。







そんなお義母さんに結婚してから初めて声をあげた。




今日、お義母さんの家で子ども達が遊んでいた。
そこには内孫ちゃんの学習雑誌「チャレンジ」の付録のプラスチックのカメラが置いてあった。


カホがそれをとって

「はい、チーズ」とやると

お義母さんは

「ほら、カホが触ってるでしまいなさいっ!」




カホがまるで信用がないのは仕方ないかもしれない。

以前から壊れるはずのないおもちゃをカホが触りたがると「壊れるかもしれない」と言って触れせなかったり

ピアノを弾きたいと言うと「音がずれる」と言って、やはり許さなかった。


そしてカホは内孫ちゃんやミホが触るのをじっと見ているのだ。




そういったカホにたいしてのお義母さんの態度は気に入らなかったので今日の一言でとうとう





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誰も何も言わなかった。


そこにいた子ども3人も固まっていた。


その中でカホは自分が悪い事をしたのかと頭を下げながらそっとカメラを置いた。




子どもにとってお祖母ちゃんってのはどんなことがあっても自分の味方をしてくれるものだと思っていた。

お祖母ちゃんってのは広い心で孫を受け止める存在だと思っていた。



どうも私も子どものことになるとムキになってるようだ・・・・

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