スキー場での出来事


 過去 : 未来 : メール 2005年01月25日(火)


日曜日は家族と、そして月曜日は学校のスキー教室と二日連続で苦手なスキーに行ってた。

私がスキーデビューしたのは高校1年のスキー合宿でそれ以来結婚する頃まで全くやっていないのもあってか、今は見るからに不恰好な姿で滑っている。

初めはいろいろ教えてくれる周りの人も気づくといなくなっている。


でもカホだけは

「おかぁしゃん。ついて来るんだよ。」

と後ろを振り返りながら滑ってくれるのでかわいい。

その日の日記には

「私はお母さんよりも上手です。」
と得意げに書いてあったけど。(爆)




スキー場ではたくさんの若者がいる。
小学生を連れた私たちのような家族も多いけどやっぱり全体を見るとボーダーも含め20代から30代前半の若者が多いと思う。

そして思ったよりマナーがいいことに驚いた。
食事の席取りから始まってリフト待ちなどで嫌な気分には全くならなかった。

みんなが「譲り合い」「助け合い」の気持ちがあるように思えた。


お昼ごはんのとき。

小学生低学年の男の子がオムライスを持って立っていた。
そこは好きなものをカウンターでもらって後から払うというスキー場ではよくあるパターンの食堂。


でもその子はトレーごとオムライスを落としてしまった。
お皿は大きな音を立てて割れ、もちろん辺りは散らかってしまった。

その男の子はどうしたらいいのかわからずぼーとしっていた。

お店の人がすぐに来て片付け始める。
その男の子のすぐそばにいた若い子が「大丈夫?怪我はない?」と声をかける。
その男の子は何も言わずぼーとして、お店の人が片付けるのを見ている。





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彼は新しいオムライスをもらっても、まだその片付けを見ていた。

子どもなりに「自分のために片付けてもらって悪い・・・」と思ったのか。







私もよく子どもたちに「自分のことは自分でしろ。」とやらせることが多いが、見届けることは大事だなとそのときつくづく思った。



『一人でやらせる』ってことは『親が責任を逃れる』ってこととは違うんだよね。








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