エロオヤジ


 過去 : 未来 : メール 2004年11月23日(火)


テレビのニュースを見ていたら聞きなれた町の名前。


私が学生の頃地元のスイミング教室でインストラクターのバイトをしていた。
小学校3年生からスイミングに通い、中学、高校と一応水泳部だったので得意分野で、時給のいいインストの仕事はとてもおいしかった。


そこの町が運営するスイミングスクールでコーチは私たちのような大学生が多かったが、そこの役場の方も仕事を終えて指導に来ていた。

町も町民も活気があったように思う。


その時の私より6つ年上のNコーチは、今思えば年齢の割にはおっさんにみえる人だったが、頼りがいがあり、役場に勤める大人の男だった。


私はその人に惹かれていたが当時、でぶ、ブスの自分を一番よく知っていてそんな体をペラペラの競泳用水着を着てすべてをさらしていたのだから、気持ちを表に出すことなど全く無かった。


N先生は私をからかい、『妹』のように接した。


ある日、コーチ、インストラクターでBBQを川原でやることになった。
大学出たばっかりの夏だったように思う。

何もない川原でのBBQだったので少し離れると真っ暗でどこに誰がいるのかわからないくらいの時間になった。


N先生は私を誘った。

「ちょっと散歩に行こうよ。」


私は嬉しくてついていった。(アホ






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それから私は彼を避けるようになった。

自分が子どもだったのか?

でも彼も、その後の態度から私をどうのという気持ちは全くなかったのは明らかだった。









その人がテレビに出ていた。(爆)
何年ぶりだろう彼の顔を見たのは。


彼は自治体が作る『ゴミレンジャー』みたいなものの吹き替えをやっていた。

彼はずいぶん髪が薄くなっているものの、全然変わっていなかった。
そして今は、役場で年齢相応の地位についているようだった。

あの頃セクハラで訴えてたら・・・・って考えながらその人を何だか冷めた目で見てしまった。

大体あの頃、「セクハラ」なんて言葉はなかったか。





エロオヤジ!





って画面に向って言っちゃった。^^





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