賢い人


 過去 : 未来 : メール 2004年11月18日(木)


中学校の頃から有名私立中学に行って、そのまま有名私立高校へ行き、有名国公立大学に入学。

でも、自分の将来を考え大学を卒業後、教育学部へもう一度入学して教員の免許を取ったという先生が私の前に座っている。

彼は隣の県出身だが、この地が気に入りココで教員生活をこれからも送りたいと思っている33歳独身。

趣味はカメラ。

彼の持っているカメラ等の値段は車一台分相当。

朝早くから、夜遅くまで仕事し、家に帰る途中でワインを買ってアパートでDVDを見ながら一人で飲み寝るという生活。

土日も学校。

髪は若干、いやかなり薄い。(爆)

仕事熱心で、やらなければいけない事はきちっとこなす。

礼儀も正しい。






でも残念ながら心が伝わらない。

「僕は中学の頃から音楽や美術を習わなかった心のない冷たい人間です。」

と笑い飛ばす。

生徒の体系などを馬鹿にする。

「おめぇ、最近どんどん顔がアンパンマンだなぁ」

生徒との信頼関係ができていたとしても言っていいものか?

いろいろな問題を抱えていて学校に来れなくなった生徒に対し

「成るべくして成ったんですよ。」


彼のクラスの子の気になる所を指摘すると

「いいんです。あいつらはアホですから。」


一番許せない言葉は





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*直接言ったわけじゃないけど。




頭がいい人はついてこれない生徒の気持ちがわからないのか。



彼のクラスはバラバラ。


もしかしたら、すべて冗談で言っているのかもしれない。
それでも嫌だけど。



私は勉強ができなくても、心のある人間の方がずっとずっと価値があると思う。



あの先生を毎日見てるとつくづくそう思う。

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