愚痴の多い伯母さん |
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過去 : 未来 : メール | 2004年04月16日(金) |
祭りになると家でごちそう、酒をしこたま用意して親戚、会社の人、友達を呼んで宴をするという風習がある。 だんだん簡素化してきているもののまだたくさんの家で行っている。 昨日の夜、ダーリンの伯母さんの家に呼ばれて家族で行ってきた。 一頃は伯父さんも羽振りが良くて、会社の人を初め部屋に入りきらないほどのお客さんがいた。 が、昨夜は私たちだけだった。。。。 ワンマンの伯父さんは会社をやめ、何処かの旅館のアルバイト。 40になる息子は定職につけずパチンコ屋の掃除のバイト。 結婚した息子は遠くで家を建てほとんど家に寄り付かない。 久しぶりに行ったら大きなステキな家は何だか寂しい感じだった。 何より伯父さんが伯母さんに顎で使われていた。(笑 酒を飲み出したら伯母さんは出来上がってしまい、愚痴と説教を言い出した。 「もう私なんて親戚付き合いしてもらえない。」 「ワンマンの旦那のお陰でとても苦労した。」 「仕事先では若いものの穴埋めに行くだけだ。」 「嫁さんは私をいつも無視している。」 「世の中は思いやりだ。そうだろ?」 「あんたたちだけでも来てくれて本当にうれしい。」 「何でお母さんは来ないんだ?せっかく誘ったのに。」。。。。 ( ;^^)ヘ.. 一緒に酒を飲んでいた伯父さんはばつが悪そうにして席をはずし、台所で洗い物をしたり、料理を出したり。。。。 日頃、酔っ払うと電話をしてくる伯母さんなので覚悟はしていたけれどこれほどとは思わなかった。 子ども達はそこの40近いお兄ちゃん(?)と花札をして遊んでいた。 家族はだれも伯母さんの愚痴に聞く耳を持たず。。。 寂しい、寂しい家族を見たような気がする。 若いうちはずっと我慢していい妻をしてきたのだろう。 その忍耐の日々を私たちにどうして伝えようとするのか。 何て言って欲しいのだろう。 |
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