新しい仕事


 過去 : 未来 : メール 2004年04月12日(月)


私の今年度の仕事は今ままでのように英語の授業だけやっていればいいという半ば、塾の講師のようなものではなくなっている。

ある病気を持ったたった一人の生徒のために派遣された。
でも特別学級があるわけではない。
普通クラスに所属しているものの、到底教室に入れないので別教室を用意してその子のために私はそこにいる。

コミュニケーション障害

その子の病名の一つ。


その子の英語の他に数学、国語を担当。
時には家庭科も。。。。

基本的な生活習慣ができていない。
毎日洗濯されたものを着て来ない、手がきちんと洗えない、鼻がかめないなど。


発する言葉も歩き方も姿勢も誰もがおかしいと感じる。

イジメによる深い傷がそうさせた。
家庭も複雑。

以前は学校のどこかに隠れてしまいいつもその子を探す事から毎日が始まった。


その子のこれからの長い人生の中のたった一年だが私は関わることになった。
何か意味があるのだと思う。






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