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ゆびしゃぶり - 2001年10月07日(日)

私の通っている産婦人科は毎回超音波の写真を1枚くれる。
そこに週数や赤ちゃんの大きさ
(最初は全長の長さで、中期以降は推定体重)などが記されていて、
病院に来れないダンナ様や両親に見せては
赤ちゃんの順調ぶりを報告したり、
「足の間になんかあるから男の子だ」などと
勝手に皆で想像する手立てにしていた。
胎動を感じない時期には特に、検診で超音波を通して
赤ちゃんに会えるのが何より楽しみだった。

この超音波、赤ちゃんの前身が写真に入るのは初期までで、
大きくなってくる中期以降は赤ちゃんの一部分しか撮れない。
持ち帰る写真はというと、8カ月くらいまでずっと顔……
しかも目ばっかりの頭頂部からのアングルばかりだった。

赤ちゃんは、どんな顔してるのかな。

無事に生まれてくれればいい、とは思うけど、やはり気になってしまう。
でも検診の時にタイミング良くいい角度で
こっち向いていてくれることってないんよね。
結局、前々回は心臓、胃、膀胱がきちんと入っている腹部の写真、
前回は5本の指がしっかり写っている右足の裏の写真をもらった。

ほらほら、うちの子、ちゃんと足の指5本あるよ〜。

ダンナ様に言ってもボヤッとした写真では、
イマイチよくわかんないみたい。
今回の検診での写真はお顔の前に何となーく手がある写真。
ゆびしゃぶりとかも、もうお腹の中でしているんだって。
動いている映像を見ている私は「何てカワイイの!」と思えるんだけど、
写真にしてしまうと……これまたよくわからんぞお。
この気持ちを共有するには、
一緒に検診に来てもらわないといけませんねえ、父しゃん。


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