S+Rip*blUe
Diary index*pastwill


2003年03月17日(月) 地球のアイ?

お金で解決できることもある
と、はたちのわたしは知った。
あのころ、お金なーーーい。
と云えば親はくれた。
すこしの小言とともに。
いくらでも。



ようやくつかみかけた光を、
見えてきた太陽に
きづこうともせずにわたしは
影ばかり見ている。

安定しないのが、つらい。
いろいろと欲しいものもあるし。
服とか、服とか、本とか。
靴とか、鞄とか。
髪のいろも変えたい。
そんな中で、やはり、なやみながらもとんとんとすすんでいく彼女をみると
うらやましくなる。
うらやましいのが辛かった。
どうしてわたしの前途は重いんだろう。
足かせが、いくつも、いくつもあるのはどうして?
せめてひとつふたつなら、どこかにあるいていけるのに。
多すぎて。
見えない空を、ながめるだけ。

「どうしてわたしだけ、っておもって、つらいんです。」
とせんせいに泣く。
「今までうまくいかなくて、遅れてるから、まだまだがんばんないといけない。過去を肯定できなくて、手帖を見ながら、今まであったいいことを書き連ねてみたんです。だいじょうぶ、それなりに、いいこともあって、むだじゃないっておもいたかった」
「おもえないこともないんです。でも、彼女には、きっとわたしのきもちなんてわかんない。そんな状態で、彼女のはなしをきくのがつらいんです。なんだかんだいって、大事にされてる。お金で解決できることもある。自分で決めていい。親といっしょに暮らせる。自分の道を反対されない。わたしがはたらきながら転職の学校へ通って、課題をがんばったり、公募展に応募したり、いろいろけずってるきもちなんて、わかんない。そうおもうと、やりきれなくなるんです。どんなに彼女がくるしんでても。」

「そんなね、フツウの感覚がないと、今のあなたの職業はうまくいかないから。嫉妬したりは、あたりまえ。そういう黒いきもちを否定しなくてもいいの。あたりまえの感情だから」
ぽろぽろと涙がこぼれる。
「ただ、そこに溜まらないで、いつかは、先にすすんでいきなさい。いけるから。だいじょうぶ」


自分のカコを話すのがつらい。後悔ばかりする。
どう語っても、誰に語っても、わたしは、恥ずかしいばかりで。
生きているのが、苦しくなる。

もしかしてまだ太陽はみえてないのかも。
あるいは、
つよい光がまぶしすぎる?
ひさしぶりの太陽が、まぶしくて
わたしは闇とまちがえてるだけかもしれない。

Laundryを借りてきた。



るう |MAIL




 ↑投票ボタン。

My追加
*My追加してくださってるかたどうもありがとう。