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2003年03月15日(土) 傷あとはゆるりと赤くひらいて

状況は悪くないのに闇ばかり見てしまう。



親がわたしにしてきたことを返してしまう。


「おかーーさんとおとーーさんがもっとわたしの云うこときいてくれれば、
わたしがいまこんな苦労をすることなかったのに!!!」

あなたのために、なんて言葉はきらいだ。
そんなの嘘。
親はわたしを幸せにはしない。


わたしの云った希望を、きいてくれないどころかまったく覚えてくれてない親。
「そんなこと知らない言ってない」
ですまされる。

もう大人なんだから、人のせいにすることがどんなに情けないことなんて、あたまのすみっこではわかってる。でも……。
ときどきどうしようもなくつらい。
こどものころの自分が。非力な自分が。あのころ運命を変えられなかった弱さが。傷は消えない。

親の心ない言葉を切ることもできなくて、鋏を、刃を、自分の躯に何度もあてて切り刻んだ。泣きながら。とまらなかった。


わたしはもう、未来に向ってあるいてるはずなのに。
涙がとまらない。
古傷がうずく。



春だというのに。


るう |MAIL




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