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あたしはひとを信じるということができない しんじよう、としていたけどだめだったみたいだ
あたしの両親は「他人はぜったい信じるな」というひとたちで あたしはちいさいころからそれに反発してきた。 なんか厭だったのだ。 かなしくて。
でも、やはりそんな人間不信のもとでそんなきもちをちいさいころから感じとって、ことあることにひとのくろいきもちをぶつぶつとつぶやかれていると、知らぬ間にひとのことをななめにみるようになる。 あーあ。
そんなこといって、今日親と約束について話したところ、例のごとく親が 「あれはうそだった。守れない」 といいだした。
嘘だった、って…。
そして感情にまかせるままあたしのことをおこりだした。 そのなかには 明らかにちがうことがいくつもあった。 ていうか、普通、おとなのおとこのひとってこんなにどなるものなの?! こんなに感情的なものなの?? あたしがイメージする父親(像)は、常に理性的で、おちつきはらって物事を論理的に分析してくれる人、だけどうちの父親は全然ちがう。 他のご両親のはなしをきくとうらやましくなる。人生哲学もうすっぺらで、あたしが学んだのは友達や本からだ。 それであたしがいろいろと 今大事なのはこういう事と説明すると、えらそうに、と云われてしまう。
「でもお金だしてくれるなんていいご両親じゃない?」 といわれる。
あたしはお金でしか親からの愛情を感じられない。だからお金だしてもらうとあんしんする。だが。
お金をあげるあげるといわれても、結局出してもらえないなんてこと、ざらだ。 こんなんじゃ人間不信になるなあ、って、つくづくおもった。
ともだちに、 「お金でしか愛情かんじられないなんて、よくないよ、だめだよ」といわれた。でもそれは、そんなこといえるのはしあわせなんだとおもう。しあわせな人のしあわせな意見だと思う。 あんな親のそばで18年も生きていて、今思うとすごくつらかった。 「人の何倍も手がかかる」 「こんな親不幸の子は他にいない」 なんて云われてそだてられたら、自分の存在に不安を卑下を抱えて大きくなるのなんてみえている。親の感情を一生懸命感じとって親のいうとおりに親がのぞむように生きるのが子どもなのに。 しかもうちの親っていったことおぼえてないの!!!そんなひどいこといってない、っていつもいうの!!ゆったっちゅうねん!!!傷ついたあたしはどうなんの!!!あほ。 ていうかお金だすっていったんだからだして!!!
先生に あきらめようかとおもう、親も年だし、というと、 「あげるっていわれたんだからもらいなさい」
といわれた。 「…でも……」というと、
「あげるっていったんだから、もらわないとだめよ」 と再度云われる。
別の機会に
「期待させてうらぎられる、をくりかえしているとね、愛情というものを信じられない人間になるんですよ」 と先生がおっしゃっていた。
…。
信じるも愛もわからない。 しらない。
愛なんて。
愛のバカ
るう
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