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2001年08月07日(火) 正しく舐め合う傷


入院しようかどうか迷っている。
安定するのなら其れも良かろう。

このあたしが自傷行為なんて、本と、馬鹿げている。嘘みたいだ。
死ねるもんなら死んでみろって。
自分自身のことを守りたいくせに、中途半端に傷なんて作って。
お涙頂戴なんて大嫌いだ。
死ねないようなかすり傷ばかり作って。

決断力だけは在るんだけどな。
うまく言葉に出来ないけど、ただ、あたしの鬱のせいであたしが周りの大事なひとに泣きつくのが自分で辛い。宥めてもらって、ちょっと立ち直って、また鬱になって宥めてもらっての繰り返しが、終わりが見えなくて辛い。
妹のことを想い出す。
あのこは人の話を全く聞けない。おそらくあたしよりもやばいのに、カウンセリングなど受けもしない。閉鎖家族という形の狂気の中で育って、あたしも彼女に対して加害者な気がして、責任を感じてるけどどうしようもない。手に負えない。はっきり云ってみた目からやばそうで、一緒にいるのが苦痛だ。
血が繋がっているというのが単純に厭だ。
昔はそんなんじゃなかったのを知ってるから、痛々しい。フツウにかわいい女の子だったのに。あたしはかわいい女の子が好きだから、かわいがった。しばらく離れていたら、別人のようになっていて驚いた。だから直って欲しい。カウンセリングに行って、あたしは自分のことで手一杯だから、というあたしの言葉が彼女を傷つける。あたしは病気なんかじゃない、お姉ちゃんよりもずっとまともなのに、と云う。
カウンセリング受けて。そうでないのならあたしとは接しないで。
今のままの彼女は受け入れられない。
彼女と接していると参る。

あたしもこんななの?
哲生にこんな思いを毎回させているの?見たくもない汚いものをほら御覧と差し出して。

でも、
「哲生に厭な思いをさせようと想って電話してるわけじゃないんだよ」
ってあたしが云ったときに
「判ってる。判ってるよ」
って云ってくれた哲生を信じたい。
ひとなんて信じるな、なんて云われ続けて育ってしまったあたしだけど。






ただただ薬ばかり飲んで眠っていた。
朝起きて、ごはんを食べて学校やお仕事場に行って働いて、帰ってごはんを作って食べて明日の支度をして眠る、という普通のことがあたしには難しい。
いつもいつもいつも。
コミュニケーション能力が足りない、なんていうのは体のいい言い訳でしかないような気がしてきた。


どうして君は、あたしが泣きつくとかまってくれるの?

なんて訊いてみたくて、だけどきっとどんな答えを貰ってもあたしは信じられないんだろう。その場しのぎでしかなくて、しがみついてみても、すぐ疑ってしまうのだろう。
相手を傷つけるほどに。

生きててもいいねんなーと恭子ちゃんは云ってくれたけど、
この前頭を下げたおかげで、親が援助費をくれたけど、
先の明るさが、見えない。


元気になっても一時的で、
あの時はきちんと笑ってたのに、
笑うことさえ忘れてしまった。
笑い方がわからない。

天性のポジティブ娘みたいに
けたけた元気に笑ってたあたしは何処へ?

もう駄目なのに。
駄目なだけなのに。
どんなに傷ついていても、
太陽を見据えるあたしの瞳だけがあたしの武器だったのに。
もうなんにも見えないの。

それでもいいって云ってくれるかな。
生きてるだけでいいからって。

死にたくなんか無いんだよ。ほんとだよ。
幸運なことに自分を切り売りするやり方を持ってるから。
自分のあしできちんと立って、生きていきたい。
偽物じゃない孤独を持っているアダルトチルドレンがかっこいいなんてほざいてる輩は殴るからね。






るう |MAIL




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