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2001年06月30日(土) コトバ

云えば判るのかな、判って貰えるかな、と思いつつも幾ら説明してもきっと、同じ感覚を味わった人でないと判らないんだろうな。だってあたしはいつも説明しすぎる。言葉下手なのに。語れば語るほど大事なことは遠ざかっていって、見えなくなって消えてしまう。
じゃあどうしたらいいんだろう。
只泣くなだなんて云わないで。


あたしの傷はどうしたら直るの?
時間が解決してくれるものではないのはもう、判っている。

心の傷は時間が風化してくれるものではない。

もう少し楽になりたい。

哲生は判ろうとしてくれた。
誠実な彼。

でも彼はあたしを庇ったりなんかしない。
あたしが傷つくような話題が出て、あたしふいに黙り込んでも彼は何も言わない。浩之とは違う。
きっと恋人の前でもそうなのだろう。其れが彼のやり方なのだろう。
あたしは友達だから丁度良い。


「どうして泣いたの?」
って、訊いてくれないんだろうか。
そんなこと知りたくもないのだろうか。
訊いてくれなくても、あたしが打ち明けたら聞いてくれるのだろうか?

聞いてくれるひとが欲しい。


そういうひとにだけあたしはそばにいて欲しい。






るう |MAIL




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