Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 冠婚葬祭デー (−人−) ・・・

 今日は、3つも重なった。

 ピアノ生徒さん♂の結婚式。

 シンガーの生徒さん結婚式の伴奏。

 12年間お仕事ご一緒させて頂いたチャペル牧師のお通夜。



 牧師先生、NYの大学にパイプオルガン専攻で留学してたり

 ジャズが大好きで スパイスの効いたジョークをいつも飛ばしてる

 ものすごいバイタリティ、オーラのある先生だった。享年70歳。

 5年前 胃ガンを取り、今年に入って大腸ガンを取り、

 心臓ペースメーカーもつけ、

 普通に考えたら重病人として生活すべきだろう容態なのに
 
 チャペル仕事はずっと続けてて。

 入院先から抜け出してまで、司式をしていた。 

 私もつい2ヶ月前にもご一緒した。


 6年前位に、ホテルレストランでランチを取っていた時には

 DTMソフトの話で盛り上がり、後日「Vision」を貸してくれた。


 1年前位には、i-pod の話で盛り上がった。

 チャペル内で 先生セレクション曲を聴かせてくれた。

 たしか クルセイダースやキースジャレット、

 ナットキングコール、マンハッタントランスファーなど

 極上ジャズ系が沢山つまっていた 先生お気に入りi-pod。


 チャペルの空き時間には まずじっとしていない。

 ヨドバシカメラのモニター映画視聴コーナーに走り、鑑賞。

 デジカメなども物色してから帰って来る。

 
 デジカメを入手してからは いつでも撮りたがり、

 聖歌隊に「めっ」とお目玉くらってたり(笑)。

 
 チャペル司式では、破天荒な話が多くて

 「えー、パチンコ天国、競輪天国などという言葉もありますが・・・」

 と びっくりするような前口上でお説教を始めて、

 ホテルからクレームが来たり(^^;)。

 町内会長などを務めていた時期は、

 「世の光」の話がより克明に。

 「今日も朝8時から草むしりや公園の掃除などをして

  このチャペルに来ましたが・・・」

 結婚式に町内会の話かぃ(^^;) と 

 私達 聖歌隊・奏者は面食らってたケド 

 でも参列の人には よりお説教が身近に感じられた事だろう。

 
 イラク戦争や紛争があった時は つつみ隠さず 死についても触れ、

 経済不況やリストラなどにも触れ、

 タブーをタブーと腫れ物にせず、どんどん切り崩していく事によって

 大きな人間愛を積極的に引き寄せていくパワーがあった。

 
 今年 大腸ガン摘出後 チャペル復帰祝いの会食をレストランでした時に

 集まった聖歌隊・オルガニスト達みんなに、一枚のCDをくれた。

 先生オリジナルセレクションCD。ライナーノーツも手作り。

 今、それを聴きつつ 書いてる。

 今は 「What a wonderful world」が偶然かかってる。

 この曲、さっき結婚式で シンガー伴奏で弾いて来たよ・・・。


 先生の書いてくれたライナーノーツより。




   ♪What a wonderful world

     ルイ・アームストロングを2曲聴きましょう。

     最初変に感じたあの独特のしわがれ声も、

     聴くうちに素晴らしいと思えるようになりました。

     この歌の歌詞はいいですね。

     味のあるトランペットを随時入れながら、聴く者にスマイルをくれます。

     世界はまんざら捨てたものじゃない、そうです。



 それから、もう一曲。



   ♪Try To Remember
 
     目下私の好きな作品No.1です。この作品から日々力を得ています。

     9月を青春に例えると、草は青々と茂り、麦畑は黄金色に輝いている。

     あなたも若くしなやかだった。年を取って今は12月、

     人生の黄昏、やがて雪も降り冷たい世界となる。
 
     でも、あの9月の光景を追っかけて輝こうよ。

     9月が心に生きて居る限り、私達はまだまだ青春に生きられるんだよ!




 ・・・・・。

 葬儀では泣かなかった。

 誰かが弱ってる場面では 私は涙は出ない。

 一人 アパートに着いて

 今頃 ボロボロ泣けて来た(ノ_<。)。


 先生〜・・・。

 私 先生孝行しないうちに いなくなっちゃったよ・・・。
 
 先生からは沢山のものをもらってもらってたのに、

 でも 私 不器用で 嬉しさや感謝を表現出来なくて

 先生のスパイシーなギャグに上手く反応出来なくて・・・。

 先生には 「この子は僕のこと苦手なんだよねっ」

 と私本人の前で(笑) 聖歌隊みんなにギャグめかしてグチってた(^^;)。

 本当は すごい大好きで 感性もすごくわかって 先生の話に感動してたのに

 その想いを 伝えられないまま、時が過ぎて

 でも先生 

 ガン取ったりひどい重病もさっさと乗り越えて仕事に来るもんだから、

 先生ばっかりは不死身だと 勘違いしちゃってたよぉ。

 いずれ ちょっとずつ 分かり合えたらいいなぁ・・・位に

 のんびり構えてたら

 さっさと 死んじゃって。

 あと30年くらい この世でガンバって仕事しててもよかったのにぃ。
   
 天に召されて お祝いすべきかもしれないけど

 この世の私達のために、神様もう少し 

 先生を生かして下さってもよかったのに・・・。

 
 「憎まれっ子 世に憚るとは よく言いますが (-_^)」

 
 と自分のことをギャグってたのに 全然じゃん・・。


 
 先生の分も、残された私らで、自分の仕事 頑張るから。

 伝えられなかった言葉 

 きっと この日記 天国で一息入れたら 読んで下さいね

 お気に入りの まるくて白い Mac で・・・・・

2005年11月27日(日)
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