Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 キリスト教 と 無宗教 と 恋人 の こと

 私は クリスチャンじゃない。

 でも 仕事で クリスチャンの方と 沢山会う機会がある。

 チャペル式の仕事(やめたけど)や

 教会合唱団の伴奏。

 会の終わりには必ず、

 「神のご加護がありますように・・・アーメン」

 と皆と一緒に唱和している。


 一緒に共演する人には 何故かクリスチャンが多い。

 ソプラノ歌手、ポピュラーシンガー、フルーティスト etc・・・


 私自身は特に決まった信仰はないけれど

 キリスト教の考え方は好きだ。

 「汝の敵を愛せよ」

 大変だけど 目標にしてる事。

 ‘相手を尊重し、認め合う'

 クリスチャンの人の多くは、

 そういう 謙虚な姿勢が 如実に現れている人が多いと思う。

 
 私にとっては、恋人も クリスチャンの方が 

 心の暖まる、いい関係が築けるんではないだろうか。。


 最近そんな事をふっと思った。


 数年前、炎のような恋をした。

 今も、静かながら 恋をしている。

 その誰もが 無宗教。

 無神論者、じゃなくて、特に決まった信仰がないっていうだけ。


 一概には言えないけれど

 キリスト教や、その他 信仰という束縛がないと

 ただただ快楽に溺れ、好きな事は何でもやっていいと正当化して、

 他人を踏み台にした 自分の利益を得る事に

 何の罪悪感も持たない・・・

 そんな人が 増える気がする。


 そういえば、

 もと彼も

 今の恋人も

 相手に対して 一見 素敵な思いやりを演じるけれど

 最終的には 相手から自分の利益を吸い出す。

 どこか、そんな人。

 
 私は 数年前、殺伐とした恋愛関係に 疲れ果て

 しばらく 恋愛から離れるぞ・・と決意して、

 音楽を頑張っている訳だけれど。


 恋の快楽が 目の前にあると、

 そこから逃れ、自分を輝かせる事だけに集中する事は

 すごく堅い意思が必要。 
 

 私は 相手を尊重し、相手のためになる人間になるように

 ただひたすら、それを目標にガンバル。

 
 そう、言い聞かせてる・・・

 

2004年04月16日(金)
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