Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 オンリーワン・・・

 大学のテノールの同級生が、昨日

 オペラ「蝶々夫人」公演に出演した。

 この機会に、同級生の音楽家が数人集まった。

 
 昨日書いた、ドイツ国家資格取得(予定)のピアニスト(♂)、
 
 各種伴奏業、指導を手広くこなすピアニスト(♀)、

 ヤマハのこの地域代表格の講師のピアニスト(♀)、

 地元にケミストリーやB'zなどが来た時の

 オケメンバーなどの仕事をこなす、

 フランス帰りのヴァイオリニスト(♀)、

 んで私、の5人で観てた。


 休憩時間。

 ワインを飲みに ホワイエに集まる人々。

 おのおのの知人に 挨拶をする 友人達。

 私も数人知人がいたので、挨拶。


 ・・・何ていうか、

 この空間、私にはすごく いたたまれない。


 皆が 見栄や虚飾の張り合いをしているような・・・

 私自身が 意識しすぎなんだろうか?


 彼らと一緒にいると、

 私の存在価値が一瞬にして 皆無になる錯覚に陥る。

 
 私だけ、私にしか出来ない、私の価値・・・・・

 それが、全くもって 見えなくなってしまう。

 情けないながら、よろよろなカンパネラや革命を弾く、

 意味が 全くなく 思えてくる。


 世界で一つだけの花。

 あの歌詞を最初に聞いた時、

 涙があふれて 止まらなかった。 

 もともと、特別な、オンリーワン。。

 
 どんなに、そうつぶやいても、

 やっぱり、わからない自分が 悲しくて、

 いつでも、どこでも、涙出来る。


 もし私が女優で、泣きのシーンの撮りがある時は 必ず

 「私みたいな人は ゴロゴロいる。

  私の価値なんて どこにもない」

 と唱えれば、100発100中で泣ける自信あるよ(笑)。


 そこで、

 私の心の師匠の作曲家の言葉。

 「自分の武器を どんだけ 見出せるか、だよ」

 
 繰り返し、繰り返し、本当、、何十回も言ってくれてるはず。


 何百回、何千回言われても・・・・・


 どうして、自分が 情けなくて、何の価値も無い人間に

 思えてくるんだろう・・・・・


 ここまでネガティブと戦っても、

 まだ思考がマイナス方向に向かうのは

 もう、病気なんじゃないかと思うくらい。

2004年01月19日(月)
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