TENSEI塵語

2005年12月08日(木) 12月8日

・・・と書こうとして、去年か一昨年のきょうも書いたような、、、と
見てみたら、やぁ、2年前に詳しく書いてあるではないか。
その時に書いたことをできるだけ繰り返さないように書こう。

きょうも、現代文の授業の2つのクラスで、きょうは何の日? と
尋ねてみたのだが、真珠湾攻撃かなぁ、と囁いて議論してた2人がいただけ。
一昨年尋ねて、説明した学年の生徒たちである。
一昨年1年生だったが、今3年生で、もうすぐ卒業する生徒たちである。
その95%以上が、12月8日はどういう日か、知らないのだ。

私は、平安京遷都が「鳴くよ鶯」だとか鎌倉幕府が「いい国作ろう」だとか、
そんな風に躍起になって年号覚えさせる意義がどれほどのものか疑問である。
そんなことは、だいたい、でいいのである。
8世紀の終わりごろとか、12世紀の終わりごろで十分である。
文章書いて発表する人は正確に書かなければならないだろうけれど、
現代人が現代を生き、現代を考えていく上で、
794年とか1192年などという数字は大して重要ではない。
日本の歴史を語る際に、何も見ないで数字まできっちり正確に語れたら
かっこいい、という、それだけの話である。

けれども、8月15日とか、8月6日、9日とか、11月と5月の3日とか、
12月8日とかは、1日も間違えずしっかり覚えていて欲しいと思うのだ。
そして、その日の意味をしっかり噛みしめて欲しいと思うのだ。
あの、すばらしい日本国憲法に保証された社会に直結する日だからだ。
平和と自由と人権を大切にするために、神棚に上げて拝むべき日なのだ。

実に残念なことだが、そういうことをおろそかにしてきたために、
戦後の社会は、還暦を迎えて老化し、耄碌してしまった。
ヒットラーのごとき首相を礼賛する有権者が繁殖してしまい、
その支持に有頂天になっているヒットラーは、実はポーズだけで、
ブッシュ大統領に嫌われたくない一心の哀れなパシリみたいなやつである。
国民にはお国のためと欺いて、ブッシュにせっせと貢ぎ物をするやつである。

きょうもそのアホな首相は、ばかやろう! と言いたくなる閣議決定をした。
イラクの自衛隊撤退をまた1年遅らせると言うのである。
自衛隊を守ってくれていた、イギリス・オーストラリア軍が
4月には撤退すると言うのに、、、である。
自衛隊派遣が支援活動をややこしくしていることが、まだわからないのか、
という感じである。
たぶん、支持率急落のブッシュじいさんから懇願されたのだ。
君だけは僕を裏切らないよね、、、と。
それで、アホな首相はまたもや有頂天になってしまったわけだ。

その小泉クンの記者会見らしきものをたまたま見た。
ホントにもう、吐き気がするほど気持ち悪い表情なのだが、
数年前彼の写真集を買い求めた人たちは、今も見てうっとりするのだろうか?
「日本の利益になる!!」などと、つまりつまり語っている。
復興支援活動を、自らの利益のためになどと言える神経も不思議だ。
国家的ボランティア活動ではないんですか??
自国の利益のためだったら、国際「貢献」でもなんでもないじゃないか。
早い話が、侵略活動じゃないか。

話が横道に逸れたようだが、実はそうではない。
小泉クンの記者会見が、何となく開戦宣言に感じられたから、
こんなことを書こうと思い立ったのだ。
彼にとっては、首相になれた今となっては、
平和主義も自由も人権尊重も、邪魔くさくてしょうがない。


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