せっかく菜々子さま久々のドラマ「火垂るの墓」をTVでやってくれても、 9時から0時近くまでなんて、とても見てられんわ、というわけで、 夕飯前に録画予約だけしておいて、、、見れたのは最後の40分ほどだった。 どうやら菜々子さまの役は、4人の我が子を生きさせるために、 亡くなった従姉妹の子、清太と節子をいったんは引き取って育てながら、 見捨てざるをえなかった澤野久子役だったようだ。 原作では憎まれ役で終わっていたはずなのだが、 彼女にとっては、戦争は勝つか負けるかよりも、生きるか死ぬかだ、 ということがよくわかる描き方だ。 宮本輝の「泥の河」でも親父がそんなことを言ってたような記憶がある。
ま、このドラマについては、今度の休日にゆっくり見てから書くとしよう。 (今度の休日って、2週間後なんだけどさ、、、)
戦後60年目のこのドラマのエンディングは、 現代の戦時下の子どもたち(おそらく中東の)の笑顔の姿である。 清太と節子のように戦時下で苦しんでいる子どもが世界にはまだいる、 というメッセージのようである。 そう、まだ戦争は終わっていないのだ。 それは、一応は知っていることであっても、しっかり認識しているとは限らない。
日本国憲法は、前文で、世界の平和を求めるのだと言っている。 小泉クンはこの前文を知らないし、読んだこともない。 日本の歴史についても、それに関する論争についても我々以上に知らない。 もし知っていたら、イラク攻撃を支持します、なんて言えるわけがないし、 靖国参拝を繰り返して中国や韓国の怒りを挑発するはずがないし、 あんな新憲法草案を発表させるわけがない。 きょう発表された内閣の人事にしても、今朝のラジオの解説者によると、 日中・日韓関係をこじらせるばかりで修復できそうな人事でないそうだ。 世界の平和と友好に尽力すべき日本の最高指導者の地位にのし上がった男が、 隣国に喧嘩を売ってニタニタしているし、武力紛争を支持している。 またそんなやつを国民の半数ほどが支持してしまっている。 いったいどうなってるんだ、まったく、、??
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