TENSEI塵語

2005年07月25日(月) 骨董品保管室

昨日の疲れが取れないまま出勤して、午前中は補習、午後は備品点検である。
事務から提示された図書関係・視聴覚関係の備品160余品の存在を、
備品シールの番号を照らし合わせて確認する作業である。
3時間たっぷりかかって、汗だくで、全クリはできなかった。
所在不明の備品が数個あったので、明日に持ち越しで探さねば。。。

視聴覚関係の備品点検は案外たいへんである。
もう使わなくなった古い機械でも、台帳に載っていたら確認である。
そのために、棚の中から重たい機械を取り出して大汗かくことになる。
その代表が、映写機である。
前任校で、数台の映写機をはじめ、3、40年前には使ったかもしれない
使い方のよくわからない骨董品の数々を、私は思い切って廃棄した。
それらを4階から降ろして粗大ゴミ置き場まで運ぶのは大仕事だった。
しかし、さっぱりしたー、と喜んだらすぐに転勤で、
またここで、3台の映写機はじめ、数台の骨董品と再会である。

こういうものを廃棄するにあたってはかなりの迷いがある。
もう20年もすると、半世紀前にはこんなのを使ってたんだよ、と、
不可思議で驚異の骨董品になるかもしれない。
文化祭等で展示でもすると、人々の興味の視線に囲まれるようになるかも。。
少なくとも、私の目には実に興味深い機械なのだ。

けれども、これらはもう金輪際使われることがない。
前任校にはフィルムが10本以上あったし、きょうは3本ほど見つけた。
それらのフィルムももう決して回転することなく、光に照らされる事もない。
映写免許を持つ教員も、もうどれだけいるかわからないし、
10余年もすれば、そんな教員も現役にはいなくなってしまうだろう。
不要なものは捨ててしまえ。
今年やるべき私の仕事が、ここでまたひとつできたようだ。


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