TENSEI塵語

2005年07月11日(月) 昨日の続き

さて、1時に楽器をトラックに積み込んでから3時まで自由散策になった。
しかし、そのころはもう雨は遠のいて、少々鈍いながら陽が照っていた。
鈍い陽射しながら湿度の高さが加わっているから、なかなかの責め苦である。

我々は業務入場の無料入場者なので、行列に並ぶのは自粛、となっているし、
行列に並んでやっと入れる段になって、入場券の提示を求められたら、
せっかく並んでも入れずに無駄骨になることがあるのだという。
しかし、そう言われてなくても、30分も並んで待つなんてできそうにない。
いったいどれだけ待つのか、よく確かめてないが、
あるアフリカ系のパビリオンで、本の数メートルの短い行列の最後尾に、
「あと130分」という立て札を持って立っている係員がいた。
これd2時間も待つの???

それで、雨傘を日傘代わりにさしたり(なりふりかまっていられない)、
噴霧器の下を歩いたりしながら涼を求めつつ歩いて、
行列のまったくないパビリオンを見つけると中に入って涼んだりしていた。
行列のまったくないパビリオンというのは、
中で民芸品を展示したり売っていたりするだけのところである。
しかし、椅子などが置いてあると、たいてい大勢の人がくつろいでいた。
みな、暑さに参って、ひたすら涼しい休憩所を求めているのだ。
私は観覧車に乗ってこの会場全体を眺めたかったが、
観覧車ははるか彼方だし、そこでもやはり希望者が長蛇の中にいるだろう。

それにしても、この暑さの中で、何時間も長蛇の中で過ごす人たちの、
活力と気力は、いったいどれほどのものなのだろう。
想像を絶するほど莫大な活力と気力というような感じである。
昨日はそれでも、この季節にしては過ごしやすい陽気だった。
今までにもこれより暑い日があったし、これから1〜2ヶ月の間には、
日陰でじっとしていても耐えられないほど暑い日が続くことがある。
昨日でも、たった2時間の間に、小型救急車が疾走するのを3度見た。
夏の万博観覧は命がけなのだ。

結局のところ、数千円の入場券を買って入る以上は、
見るべきものをしっかり見なければ何のために入場したのかわからないから、
しっかり予約するか、整理券をしっかりせしめる努力を惜しんではいけない。
この業務入場のおかげで、かなり万博のイメージがわかりやすくなった。
しかし、私はそういう努力は惜しむので、来る資格はなさそうだ。


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