TENSEI塵語

2005年02月04日(金) まるかぶり?

一昨日大雪となり、昨日は道路が凍り、きょうは1日中冷え込んでいたが、
きょうは立春である。

一昨日、関西では節分に巻き寿司を丸かじりする週間があるらしいことを
妻から聞かされた。
不思議な習慣という印象が強かった。
昨日、patamama おばさんからのメールに、まるかぶり寿司を食べたか、
という話題があった。
コンビニが売っているのだという。
(おばちゃんは去年からコンビニの配送センターみたいな所で仕事している)
何も知らない私は、まるかぶり、という語感から、
寿司飯をネタでおにぎりのように包んだ寿司なのかなと思って、
そのうち買って食べてみると答えたのだが、きょうだけの品なのだという。
それで、それが妻に聞かされた巻き寿司のことなのだと察しがついた。
「まるかじり」でなく「まるかぶり」と言うのは、
「まるっとかぶりつく」の意味なのだろうか?
関西の風習が、コンビニやスーパーの商戦によって全国の風習になるようだ。

今朝、ラジオ番組で、兵庫出身の鈴木杏樹が話していた。
福を巻き込む、という意味で食べる。
関西のまるかぶり寿司は、丸かじりしやすいように細めに巻いてある。
年によって違うが、一定の方角を向いて食べなければならない。
食べながら喋ると福が逃げてしまうので、黙々と食べなければならない。

なぁ〜るほど〜〜、と感心はするものの、
いったい誰が思いついて広めたのだろうと、新たな疑問に囚われてしまう。


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