TENSEI塵語

2004年10月24日(日) 本番1週間前

昨日は中学生の合同バンド、きょうは高校生の合同バンドの練習日だった。
最後の練習日で、作曲者の櫛田さんが来て、その送り迎えもした。
昨夜は時間が許せば櫛田さんと飲むこともできただろうが、
彼をホテルに送り届けてから、いつも通り市吹の練習に走った。
合同バンドも来週本番だが、市吹も来週本番なので抜けるわけにはいかない。

高校合同バンドの曲は、櫛田さんの新曲の初演である。
また、彼の編曲作品の初演でもある。

1 交響詩曲「木曽川風情」(新作)
2 リベル・タンゴ(新編曲)
3 自由(新編曲)

「木曽川風情」は、吹奏楽祭40周年記念として委嘱した作品である。
このあたりの風土や文化をテーマに曲を書いてもらうことにして、
2月23日の日誌にもちらっと書いたように、1日案内したのだった。
相手は京都のど真ん中に住んでいる人で、昨日だって時代祭のただ中から
抜け出して来たような人なので、尾張の名所など案内するのも気がひけるが、
尾張を見ないで発想していただくわけにもいかない。

そうして、8月にできてきた曲が「木曽川風情」という題で、
2部構成の曲だった。
  第1部・・・序〜犬山城〜犬山祭
  第2部・・・木曽川の河川敷公園〜曼陀羅寺〜国府宮はだか祭

この演奏は、
10月30日(土) 午後2:30ごろ  於 江南市民文化会館
10月31日(日) 午後3:00ごろ  於 尾西市民会館

希望者寄せ集めの合同バンドで、指導に苦労した割にあまり上手くないが、
せっかくだから宣伝しておこう。

この2回目の尾西市民会館での演奏には私は立ち会えない。
この日は、岩倉市民音楽祭で市吹の演奏を振らなきゃいけないからだ。
最後の出番だそうだが時間が何時だったか、よくわからない。
いくら早くても、3時より前ということはないだろう。
こちらは、10月31日(日)、岩倉市体育文化センターである。
せっかくだから宣伝しておこう。
こちらの曲目はこうなっている。

1 「冬のソナタ」より  マイ・メモリー〜最初から今まで
2 ディズニー「リトル・マーメイド」メドレー

「最初から今まで」は、市販の楽譜が出たのだが、それを私が書き直して、
ピアノも入れて、原曲にかなり近い形にしたものである。
自分が書いた楽譜をステージに出すのはかなり度胸がいるものである。

吹奏楽祭(しかも自分が振らない)や市民音楽祭くらいでは
もう近年は緊張しなくなってしまっているのだが、
今年は、一方は初演だし、一方は自分が書いた楽譜だし、
例年と違って、こんな前から、少なからず緊張した雰囲気になっている。



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