TENSEI塵語

2004年08月05日(木) 徒労の半日

きょうは、何はともあれ、昨日・一昨日に出た結果をもとに、
8日の県代表選考会のプログラムを3000部印刷しなければならなかった。
朝職員室に行ったら、注文しておいた厚めの紙は届いていた。
3日の出張中に来ていたらしい。
原稿ファイルはもうひとりの事務局くんのKからもらってきていたので、
点検しつつ、レイアウトを整えた。
調べることもあったし、ファイルの構造を理解する時間も必要だったので、
(というのも、さまざまな文書が連動するファイルだったので、、)
レイアウトを終えるのに午前中いっぱいかかってしまった。
わかってしまえば、実に合理的な構造のファイルである。

午後、プログラムの印刷に取りかかった。
プログラム本体の面と、表紙の面と、両面印刷をしなければならない。
まずプログラム面を注意深く印刷し始めて、数百枚刷ったあたりで、
時折2枚重なったまま紙送りされて白紙のままの紙ができるのに気づいた。
わら半紙だとめったにないのだが、紙が厚いせいかもしれない。
最初の1000枚では、8枚ほどの白紙ができた。
次の1000枚では、30枚ほどに及んだ。
そのうちに、紙送りを見つめていればそれがわかることに気づいた。
そうして、完全な印刷ミスの2枚を除いて、2998枚が印刷できた。
もう3時半になっていた。2時間ほどかかっている。
もちろん、その間にも方々から電話があって2、30分は応対している。

もう要領もよくなっているから、表紙印刷は1時間程度で終わるだろうと、
反対側の面の印刷を始めて、数百枚刷ったころに、
第一事務局のKくんから電話がかかってきた。
ファイルに重大なミスがあることに気がついたという。
ある学校の指揮者名が間違っていたのだという。
ま、そんなことは地区大会でもあることなので、アナウンス訂正でいいと
思ったら、他校の顧問名が入ってしまっているのだと言う。
信じられない思いで受け答えをしていると、
どうやら真剣に刷り直しを懇願しているらしい。
しょうがないと諦めるまでに少なからぬ時間を要したけれど、
印刷は中止、全部箱に詰めて(要するに廃棄である)、紙屋に電話し、
薄くてもとにかく3000枚揃う紙を問い合わせて、買いに走った。

ちなみに、その間違っていた指揮者名の、正しい指揮者名は、
よくよく見てみると、20年ほど前に知多半島の学校に赴任したときに
仲良くなった楽器屋の店員の名前だった。
おもしろいものである。
またKくんから更に緊急電話があって、別のところに曲名の間違いもあった。
この2つの間違いは、昨日・一昨日の県大会とは関係のない、
プライマリー部門(初心者コースみたいな部門)の県大会のデータだった。
我々の仕事の盲点みたいな部分でのミスみたいなものである。

夜、Kくんのファイルに封筒印刷用のものがあったので、
それが印刷できないかとこころみたが、角形2号というA4より大きい
ものなので、A4用のカラープリンターには封筒が入らなかった。
ところが、レーザープリンターにその封筒がセットできることを知った。
念のため取説を読んでみたら、それが可能だとわかったのである。
それはまったく想像外のことだった。
以前使っていて廃棄したレーザープリンターは、値切って14万したのに
封筒印刷はできなかった。
封筒印刷にはいつもインクジェットのカラープリンターを使っていた。
今のレーザープリンターは、3万円台で買ったものなのに、
トレイの仕様をちょっと調整すれば封筒印刷にも耐えるようだ。
これはなかなかうれしい発見であった。


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