まず「マグダラとヨハネのミステリー」と題する本が届いた。 怪しげな題名である。 ダ・ヴィンチの最後の晩餐や岩窟の聖母に秘められたメッセージの 解読から始まっている。 最後の晩餐についての解読は、「ダ・ヴィンチ・コード」とほぼ同じだ。 それから、南フランスに根強いマグダラのマリア信仰に話が及び、 11〜12世紀のアルビジョア十字軍による、カタリ派撲滅のための ラングドック地域での大虐殺行動についての考察がある。
詳しいことは明日まとめよう。今夜はもう遅い。
この夏は、非常に関心の深い課題ができたので、たいへんうれしい。 私は中学時代から福音書に描かれたイエスの大ファンだったが、 そして、そのイエスの言葉を中心に信仰について考えてきたが、 それとはまったく別の次元で、実際のイエスの生活がどういうものだったか、 という関心を長年抱いてきた。 イエス・キリストにどれだけ敬意を払おうと、私にとっては彼は 神の子でなく、ひとりの思想家か革命家であった。 けれども、それ以上に進むための入り口がなかなか見つからないでいた。 入り口は何でもいい。 とにかく、こういう新しい推論に耳を傾けてみよう。
|