TENSEI塵語

2004年07月25日(日) この夏の課題

まず「マグダラとヨハネのミステリー」と題する本が届いた。
怪しげな題名である。
ダ・ヴィンチの最後の晩餐や岩窟の聖母に秘められたメッセージの
解読から始まっている。
最後の晩餐についての解読は、「ダ・ヴィンチ・コード」とほぼ同じだ。
それから、南フランスに根強いマグダラのマリア信仰に話が及び、
11〜12世紀のアルビジョア十字軍による、カタリ派撲滅のための
ラングドック地域での大虐殺行動についての考察がある。

詳しいことは明日まとめよう。今夜はもう遅い。

この夏は、非常に関心の深い課題ができたので、たいへんうれしい。
私は中学時代から福音書に描かれたイエスの大ファンだったが、
そして、そのイエスの言葉を中心に信仰について考えてきたが、
それとはまったく別の次元で、実際のイエスの生活がどういうものだったか、
という関心を長年抱いてきた。
イエス・キリストにどれだけ敬意を払おうと、私にとっては彼は
神の子でなく、ひとりの思想家か革命家であった。
けれども、それ以上に進むための入り口がなかなか見つからないでいた。
入り口は何でもいい。
とにかく、こういう新しい推論に耳を傾けてみよう。


 < 過去  INDEX  未来 >


TENSEI [MAIL]