TENSEI塵語

2004年06月02日(水) 「24」Season2 の欠点

「24」というドラマの画期的な点は、時間の進行にこだわった点である。
時間を飛ばしたり、引き延ばしたり、止めたりしない。
刻々と時間が進行して行くままに、登場人物もそれぞれ行動している。
こうしてDVDで見ていると、1時間分が正味40分くらいで進行するが、
CMが入ってないからで、その間も物語はそれだけ分進んでいる。
このリアルタイムの進行が、ドラマ全体にただならぬ緊張感を与えている。

実時間に合わせた24時間、丸1日のドラマ、これが売りである。
そして、その24時間に達するぎりぎりのところで、事件は解決し、
危機回避の安堵に包まれる。。。
ところが、24時間を超えることは許されない。
だから、事件解決、危機回避はしても、釈然としないものが残る。
24時間を超えるわけにはいかないし、後日談というのもふさわしくない。

今回は、戦争を企てたのは石油関係者だが、
政府関係者の誰gどんな風に関わり、加担していたのかがわからない。


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