TENSEI塵語

2004年05月04日(火) チェ・ジウの演技

久々に本屋に入って、いろいろなコーナーを回って見て、
芸能雑誌のコーナーの前で驚いた。
ペ・ヨンくんの顔がダーーッと並んでいる。
そのほとんどが韓国ドラマ専門誌である。
日本の芸能雑誌は片隅に追いやられて、
ペ・ヨンくんの顔がコーナーを占領している。
いつの間にこんな風になってしまっていたのか。。。
本屋に足繁く通っていたころ、菜々子さまの顔でさえこんなに見られなかったぞ(`ε´)
ちなみに、その本屋には、「冬ソナ」コーナーは2カ所も設けられている。

韓国ドラマを配信しているサイトを先日見つけて驚いたのだけれども、
メールに関するサポート情報を得たくてソネットのサイトに行ったら、
ここでも配信しているので、またまた驚いてしまった。
そこではペ・ヨンくん一辺倒ではないのだけれど、
彼のためのコーナーもちゃんと設けられて、
「冬ソナ」とは違った彼を見ることができますよ、という紹介がある。

しかし、チェ・ジウの名はなかなか目にすることがない。

「冬ソナ」のペ・ヨンくんは、確かにいい。
特に、めがねをかけたミニョンとして登場してからがいい。
しかし、演技者としてとりわけ感服するような場面はあまり印象がない。
いいセリフも言うし、いい雰囲気を出しているから、好感が持てるけれど、
割と演じやすい役柄なのではないかと思う。

ヒロインのユジン役のチェ・ジウはそれに比べるとたいへんである。
何度見直しても、実に複雑な心を的確な表情で表現している。
いちいち完璧〜と賞賛したくなるほどである。
もちろん、韓国語のセリフの上手い・下手まではぜんぜんわからない。
やや投げやりに聞こえるイントネーションに慣れるのに時間を要したほどだ。
けれども、このメロドラマを安っぽくさせてないのは、
(脚本がうまいのはもちろんだが)
チェ・ジウのきわめて的確な表情ではないかと思う。


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