TENSEI塵語

2003年10月01日(水) 錯覚の分析

きょうから10月だということは、昨夜から知っていたけれど、
今朝のラジオで、10月1日だと何度か聞かされているうちに、
不意にある混乱が私を襲った。
次の中間考査は10月9日、、、あれ? 2週間ないではないか、
いったいどうなってるんだ、、? という不思議に包まれた混乱である。
中間考査の日程はよく知っていたのだが、私はこの1、2週間の間、
あと4週間ある、あと3週間、あと2週間、、と、
1週間多く残り日数を数えてきて、週2時間の古典の授業も、
あと4、5回あると思いこんでいたのである。
それが、もう来週中間考査だとはっきり知って青ざめたのである。
もっとも進度が遅れているクラスでも、あと2回しかない。。。
予定している試験範囲に到達するのに、2時間補わないと間に合わない。。。

どうしてこんな錯覚に陥ったのだろうか。
喫煙室に張ってあるカレンダーをしばしば眺めていたし、
試験いつからだっけ?と尋ねる人がいても、すぐに9日からと答えていた。
けれども、そう答えながらも、10月に入ってから2週間ある、という
観念に強く支配されていたのを思い起こすことができる。
これは算数の問題ではない。
9日という数字上の認識はあっても、それとは別個に2週間の観念があった。
それは前任校が長い間そうだったからである。
10月中旬の修学旅行に合わせて1・3年生の中間考査があった。
2年生はその1週間前に済ませるけれど、それは特殊である。
そういう時期が長かったので、その印象が入り込んできたのだ。
去年はそうではなく、全学年一緒に、2週目にやったように思うが、
去年は、3人チームのスタディで、こまめに進度の調整をしていたので、
自分一人が妙な錯覚に陥る必要もなかったのだろう。

長年の習慣というものは、やはり恐ろしいものである。


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