TENSEI塵語

2003年06月24日(火) 発見! 福島弘和

帰ったら、日曜日にメールで注文しておいた2品がもう届いていた。
ひとつは、静岡のすみや楽器店の、櫛田てつ之扶作品集のCDと
その中の1曲である「元禄」という曲の吹奏楽譜である。
この曲をとにかく聞き直して、次回の市吹の定演の有力候補に決めた。

もうひとつは、群馬のアコード出版という会社が出している
オリジナル吹奏楽譜のサンプル演奏CD8枚である。
2、3年前はこんなのを出してはいなかったはずだけれど、
日曜日にサイトを見に行ってみたら販売していたので、
全部で9枚販売しているうちの8枚をまとめて注文したのである。

私はかなり多くのオーケストラ曲を聞いてきたつもりだし、
人からいろいろな曲の話題を持ち出されても、
その曲知らない、と答えることはあまりないのだが、
ここのアレンジ曲のリストを見ていたら知らない曲がいくつもあった。
確かに、マスネだとかグラズノフなんてのはほとんど知らないし、
レスピーギだって、ローマ三部作以外は、吹奏楽を始める前は
ひとつも知らず、吹奏楽を通じて「教会のステンドグラス」とか
「シバの女王ベルキス」を知ったけれど、このアコード出版のリストには、
レスピーギのまだ知らない曲がさらに3曲並んでいたりする。
市販CDでこういう曲を探すのはたいへんなので、
このサンプル演奏CDをドバッと取り寄せることにしたのである。

ほとんどがオーケストラ曲やピアノ曲からの吹奏楽編曲なのだが、
吹奏楽オリジナル曲というのも10曲ほど入っている。
この分野のものはたいてい期待できない、期待して聞いてもほとんどハズレ
なので、もっぱら私の関心はオーケストラ曲の編曲に行きがちなのだが、
今夜はびっくりした。
福島弘和という人の作品が9曲入っている。
「雲の信号」「よだかの星」「宙のしらべ」「シンフォニエッタ」など、
なかなか耳を引きつけるのである。(めったにないことである)
アレンジ的創作曲も優れている。
「五木の子守歌」「八木節」など、もういいよと言いたくなるはずなのだが、
実に新鮮なおもしろい曲に仕上がっている。
最初にとにかく驚いたのが「せんばやま変奏曲」という
「あんたがたどこさ」を素材にした曲だったし、
何曲か聞いた後、こりゃうまい!と感心させられたのが、
「四季のうた」というメドレーである。
「早春賦」「我は海の子」「もみじ」「雪」という、これこそホントに
もういいよ、ほっといてくれ、と言いたくなるほど聞き飽きた4曲を
実に新鮮な音楽として甦らせている。

市吹で演奏する曲を、私は年中機会あるごとに探しているけれど、
その点では、今夜非常に明るい展望が開けてきたようだ。


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