TENSEI塵語

2003年06月20日(金) 交通安全指導

朝、当番で通学指導に立ったのだが、立っているうちに
何と判断のむずかしい場所だと思った。
横断歩道があるので、原則として、自転車通学者ばかりでも、
横断歩道のあるところを渡らせなければならないのだろう。
しかし、横断歩道を渡らせると学校への1本道の右側に入らせることになる。
すると、対向車との関係がよろしくない。
ちょっと外れた場所からスキをうかがって渡った方がうんと安全である。
小学校方式に、渡るときは自転車を降りて引いて渡る、
それを2回やらせて、学校への1本道を左側通行させる、なんてのは
とてもやってられる状況ではない。
けれども、立っている以上は、原則通りにやらせないと、
あいつら何のために立ってんだ、と地域住民が怒るかもしれない。

私は長年この0の日の交通指導には反対である。
どうしてもやらねばならぬものならば、毎朝毎夕、同じ人が、
同じ指導を根気よく続けるべきである。
0の日だけ立つのは、単に体裁だけのものである。
それで効果があるのかというと、その時限りのものに過ぎないし、
かえって、いつもと違うことを強いたりすると危険だったりすることが多い。
我々自動車通勤者も、黄装束集団が交差点で旗を掲げている朝は、
渋滞がいつもよりさらに長くなり、イライラさせられるものだ。
交差点を過ぎるときに、こいつら轢き殺したろかしらん、
なんて思うこともしばしばである。

交通当番は、地域へのカムフラージュに過ぎない。
学校はこれだけのことをちゃんとやってますよ、というPRである。
そもそも、地域の人々が、教員にそんな仕事を期待するのがおかしいのだ。
しかもそんなことにいちいちチェックを入れる人なんてごくわずかだ。
そんなわずかな文句を懸念して、空しい仕事が強要されているのである。
本当に生徒の安全を願って交通指導をする気なら、
毎朝、最善の指導を継続すべきである。
でも、そんな気はさらさらないのである。
きょうは特に判断に苦しむような場所だっただけに、
こんな素人が下手に指導してもいいのかな、とますます疑念が膨らんだ。

まーとにかく、過保護というか何というか。。。
小学校では、今でも自転車点検をやっている。
通学用ではない、私生活で遊びに使っている自転車を、
学校に持って来させて、長い時間かけて点検作業をしている。
それは親の仕事である。
普通の親からすれば、何と失礼な、となりそうな話である。
ま、普通の親が減りつつあることも問題をややこしくしているのであるが。。


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