昨夜、寝たのは3時ごろだった。 「やまとなでしこ」7、8話を見ていたのだった。 起きたのはちょうど正午になるところだった。 起きたときの腰の痛みが、いかにもよく眠ったという証になる。 おかげできょうは、何をやるにも、投げやりなめんどくささというものがなかった。 それから朝食(?)を簡単にとって、恒例のHP訪問やメールチェックをして、 昨日できてきた定演のビデオを一通り見たら、もう3時も過ぎてしまう。 森本哲郎が何かの本で書いていたように、日曜の午後というのは、 あっという間に過ぎて行くものである。 ・・・まあ、きょうは起きたのが遅すぎるから当然なんだけど、 今までの経験で言えば、早起きしたって実質的には大差ないものだ。 それから、大量の買い物にも出かけたし、 試験問題の仕上げや、吹連の仕事もしたわけだけれど、その合間に、 書きかけのまま放ってあった「時間について」を書き加えた。
もうちょっとわかりやすく書くつもりだったのに、 やっぱりわけのわからないような、苦しい表現になってしまった。 大学時代に滝浦静雄の「時間−その哲学的考察−」という岩波新書を喫茶店で読みながら、 本から目を離し、周りを眺め、ウエイターの動きをぼんやり見ていたときに、 ふっと思ったことが、そのまま今まで続いているのである。 その時読んでいた本の内容は、もうまったく覚えていない。
この世の中にどれだけ不思議なことが多くたって、 時間と空間ほど不思議なものはない。 真剣に見つめ始めたら、発狂しかねない。 きょうは、とりあえずのところで書くのをやめた。
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