むがみかふいばあ  2005年12月24日(土)



――へい君、なんだかちょっとかなああり上機嫌じゃない?え、なにうっかり友達に良い意味でうざいって言われちゃったって?それにしては随分上機嫌だね、なに、白馬の王子様にでも微笑みかけられたのかい。白馬の王子様は自分に笑いかけてくれたわけじゃないから幸せ……ってなんだか常人の僕にはとてもじゃないけど理解しきれないことをいってくれるね、何、待ち望んでいた人に笑いかけてくれたって?ははっ……そうかい、君はその白馬の王子様の幸せを願っていたんだね?そしてその願いがやっと叶ったんだね?苦節ン年?でもぶっちゃけあんまり苦しくなかった……ってあんまりぶっちゃけないでよそこ!まあなにはともあれ――最高のクリスマスプレゼントじゃないか。


屑&牛最高ー!!


や っ ぱ り き み た ち が す き だ よ




言いたいことは山ほどある!どうせなら数話とかまるまる一話かけてそのときの話をしてくれればよかったじゃねえかとかここまでひっぱといってそんなあっさり終わって良いのかよとかいいたいけどそこはあえておいておこう!いうだけいっておいておこう!





もー駄目ですあかんです。彼らのあのシーンが様々に登校中浮かんでいました。「目の前に、目の前にさっき読んだシーンが!」「うざいよ(友)」

やっぱりこいつらが好き。ていうか本当相思相愛だったよね、やっぱり(笑)彼らの仲違いの原因を箇条書きにしてみると、6〜7割は予想していたのと同じでよかったです。まあ、私の予想はそれ以上にどす黒いっていうか最近の「いい加減ぶんなぐりてえ」とか思うぐらいのイイ子ちゃんな牛尾には会いませんからね、ええ。
(つうか最近の牛尾は初期の格好良さを忘れていると思います。たよりねえ、たよりねえんだよッ!/泣)


次サイトが牛アンド屑サイトになってたらこの回のせいです。次の話でうっかり二人がベンチで仲良く座って冷静に(当たり前のように/ココポイント)試合を解説してくれてたら嬉しいです。
ですが選手達は驚きません。子津とかたっつんとか観客は驚きます。何故かって、すで宿屋でラブラブだからさ!



しかしできればいつでも二人で居るわけじゃなくていいんです。離れているけど、お互い考えてることは一緒、みたいな。
大所帯だから、「こっちは俺が面倒みてるな」「うん、僕はこっちをまとめてるよ」みたいに、いうわけでもなく、確認しあうわけでもなく、当たり前のように相手の負担を補うような、それでもふっとみんなが騒いでるときに気づけば隅で二人でひっそりと話しているような、何処か繋がっているような、わざわざ一緒にいなきゃ声に出さなきゃ確かめられないような不確かな繋がりではなく、確固とした信頼があるような、そんな二人。



けどその信頼を周りは笑って、微笑み、向かえ、受け入れ、時折茶化し、らぶらぶっすね、といい、けれどもやっぱり微笑んで、よかった、と笑って。
そんな二人。
での電話でのシーンでの彼らのお互いを思う様ぶりは、それぐらいのことをしてくれていると信じてる。



雪に生れ何時も笑い雨を嫌い此処に居た
確かなのは只唯一君のさっき迄の温もり
「何が悲しい?」と尋かれたって
何も哀しんでなど居ないさ

『落日』 東京事変





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