たりたの日記
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2018年08月25日(土) |
「癒す心、治る力」読了 |
「癒す心、治る力」(アンドルー・ワイル著/上野圭一訳)、読了。
噛み締めつつ読んだので、ずいぶん時間がかかってしまった。
19章ある内の7章 「治療の道(タオ)」から読み始め、最後に、もう一度そのその部分を読む。 その中でも印象深かったところを記しておこう。
<からだにそれほど巧妙な治癒力があるのなら、人はなぜ病気になるのか?>
絶対に病気にならない健康や、絶対に健康に戻らない病気など、どだい存在しない。われわれの努力目標は、病気を自己変容の機会として活用するところにある。
<癒された状態のまま死ぬことは可能か?>
もちろんだ。死と治癒は反対概念ではない。癒された人の死とは、自己の人生を満たされたものとして眺め、身体の崩壊を受容することのできる死である。
まだまだあるのだが、とても記しきれないので、この二つのことを。
ところで、帯津病院でこの本を読んでいた時、ちょうど、主治医のH先生が病室にいらして、「あれっ、この本は?アリゾナ大学医学校で統合医療を学んでいた時、アンドルー・ワイル氏から直接指導を受けたのよ。素晴らしい教授だった」と著者について話し てくださり驚いた。不思議な繋がり・・・
さて、わたしの治療のこと。アヘンチンキの服用を始めてから3日間は、夜中の下痢と腹痛からは解放されていたが、昨日、今日と、腹痛は戻ってきて、オキノームに頼ることになった。
今回も大きな治癒の進展はないが、多少なりともご飯が食べられる。美味しいと感じられるものがまたある。本を読んだり、映画を観たりする気力がある。そんな今日を過ごすことができることに感謝。
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