たりたの日記
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2018年07月21日(土) 腹水の問題

水曜日の夕方から腹水のたまり方が多くなり、腹部に強い圧迫を感じ、そのため食事ができないので、腹水を抜いてもらうと楽になるのではと考えた。けれど、単に腹水を抜いてしまうと腹水の中にある栄養分も体外に出てしまう。
そこで、かつて肝臓病で母が受けていた、CART治療法(CARTとは、Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy: 腹水濾過濃縮再静注法の略で、肝硬変やがんなどによって貯まった腹水(又は胸水)を濾過濃縮(ろかのうしゅく)して、アルブミンなどの有用なタンパク成分を回収する治療法)を受けたいと思い、19日の午後、その設備のある大宮の病院へ連れていってもらう。丁度主治医の外来の日で予約が取れたのは、ラッキーだった。

主治医には帯津での代替療法のための入院の事や、日常的な発熱、激しい腹痛や頻繁な下痢からは今のところ無くなったが、腹水のための圧迫が強いので、CART治療法を受けたい事を申し出たが、CRT治療法のリスクや、抜いてもまたすぐに溜まることや、受けられる回数も限定されているので、まずは利尿剤を飲んで様子を見て、それでも解決しない場合は、5月に行ったように2日間、アルブミン の注射をし、減少しているアルブミン を増やす事が先だという説明を受ける。この場合、2、3日の入院になり、それはCART治療法も同様という事だった。

医師の説明に納得がいったし、せっかく退院したのにまた入院する気にはなれない。まず、利尿剤を朝、昼と毎日飲む事にし、様子を見ることにした。

腹水の圧迫による痛みも、レスキュー のオキノーム(医療用麻薬)で凌げる事も分かったし、排尿の具合や足の浮腫みの様子から利尿剤は効き始めているように思う。
薬のために、トロトロ状態にはなってしまうが。

昨日は、初めての訪問看護。とてもフレンドリーな看護師さんで、検温や血圧などの後は、浮腫みのある部分のマッサージをして下さる。また、届いたばかりのびわ温灸器を使って背中や腹部に当てていただく。
びわ温灸器は初めてなので、勉強してきますねと、資料の写真を撮っていかれた。
マッサージの間、東松山にあるシャロームというキリスト教主義の病院のことなど、教えてくださったり、ヨガや瞑想がよいことなど、共感できる話しができてよかった。
1週間に1、2度の訪問になるが、心強い。

午後からは、夫と、びわ温灸器の使い方をDVDで観ながら、ツボの位置を確認。さっそくやってもらう。毎日やることが肝心という事、自分でもできるようにしよう。これで、腹水が取れたという人の記事が体験記にもあったので、よいかも知れない。


たりたくみ |MAILHomePage

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