たりたの日記
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入院初日の事を記しておこう。
この病院は全室個室だが、差額ベッド代がかかる病室もあり、そこはびわ温灸、鍼治療、アロマテラピーがベッド代に含まれる。
一つだけ空いていた部屋は、これにさらに、トイレの付いている部屋で、わたしにとっては一番都合のよい病室だった。差額ベッド料金も、今まで入院していた病院とほぼ同額!
いくつかの検査の後、さっそく病室へ。 すぐにびわ温灸の治療者が治療を開始してくれる。 ひわ温灸はびわの葉のエキスを用いら温灸器でツボや患部を温めて行なう施術で、免疫、代謝、循環のサポートをするというものらしい。便秘や下痢に効果があると聞き、ぜひとも受けたいと思っていた。
午後からはアロマテラピストによるアロママッサージ、それに続き、鍼灸師が鍼治療を施してくれる。
緊急の入院だったのにもかかわらず、3つもの施術を受けることができたことはラッキーだった。 午前中まで止まらなかった下痢も落ちついていたので、一眠りした後は、毎週金曜日の4時半から5時半まで行われる、帯津名誉院長の講話も聴くことができた。 いろいろと興味深い話を伺うことができた。 帯津ファンの女性たちの求めに応じて帯津先生がハグをするのを遠くから眺めていると、今日入院したあなたともハグしましょうと、ビッグハグ! 書物を散々読み、感銘を受けてきた帯津先生とのスキンシップはまさに、彼の主張してきた患者と医者の全人的な関係を表していた。
土、日曜日はプログラムがお休みで少し残念だが、毎朝7時半の気功に始まる月曜日からの代替療法のプログラムに備えて、身体を整えるとしよう。
夕方から深夜にかけての腹痛やトイレとの往復は今だに続いているものの、日中の痛みはほとんどなく、エネルギーは高まっている。
昨日はベトナムに戻る長男一家が病室を訪ねてくれたが、子ども達とは笑顔で接することができた。声が元気で、ハリがある声に戻ってると安心してもらえてよかった。
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