たりたの日記
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2018年02月16日(金) 腫瘍マーカーは上がったけどね

この日、帯津病院と、もう一つの病院と、2つの診察の予約の入っている日。
早朝、夫の運転で川越へ。

ここ10日ばかり夕方の熱について聞いてみた。胆汁鬱滞があるので、それによる熱と伺い、納得がいく。胆汁鬱滞に働きかける漢方薬もあるが、今は、免疫力を最大に上げる、漢方薬とサプリメントを使っているので、もう少し続け、免疫力を高めていきましょうと、その言葉が力強い。
昨日からお腹の調子も良くないというと、エコーを撮っていただく。結果、おへその周りに腫瘍のようなものが見られるので、その影響があるだろうということ。

こちらの病院では、病院内の道場で、毎朝7時半から気功に始まり、毎日、異なる気功、呼吸法、音楽療法、帯津先生の講話、ヨーガ療法などのクラスが行われている。
緩和ケアは帯津病院でと、その言葉はずっとかかってきた主治医の先生にもすでに話しはしてある。
けれど、身体を動かせなくなってからこちらの緩和ケアにお世話になる前に、まだ元気なうちに、帯津先生から直々、気功を習ったり、お話を聞いたりして、免疫力を高める目的で1週間ほど入院治療をしたいと思っていたので、その事を話すと、いいですよという事だったので、早速、4月9日から6日まで、入院の予約を入れていただく。
気功は初めての体験。
入院の部屋は全室個室。部屋でヨガや黙想もすることができる。漢方粥などの治療食もありがたい。
感謝!

その後、12時にいつもの病院へ。今日の目的は、腫瘍マーカーの検査を受けることと、こちらで出してもらっている1ヶ月分の薬をいただくこと。
10日の熱に関しても、お腹の不調に関しても、血液検査の結果、特に感染症の疑いはないので、抗生物質は必要ないということに。
腫瘍マーカーは前回、6万から11万に上がっていたので、その事について尋ねると、これだけ上がれば、感染や炎症の影響は考えられないので、癌が進んでいるということですねとのコメント。
医師に、帯津病院で漢方薬とサプリメントの治療を始めたこと、前回いただいた紹介状のお返事をお渡しする。帯津先生からのお手紙の内容は分からないが、便箋に5、6行の手書きの文字が目に留まる。

診察の後、腫瘍マーカーの結果を知りたかったので、4時近くまで「サリンジャー と過ごした日々」を読みながら待っていた。どこからサリンジャー と過ごす時が始まるのだろうと期待もあったし、馴染みのある、メトロポリタン美術館やセントラルパーク、など。ニューヨークの街の様子や空気、そこに集うアーティストの生活の様子が面白く、待ち時間は退屈ではなかった。ちょうど読み終えたころ結果も分かったのだが、本の結果から言うと、この本の著者は実際にサリンジャー と過ごしたという訳ではなく、サリンジャー の作品を出版社に持ち込むエイジェンシーで、サリンジャー 担当のボスの秘書として過ごした1年間の事だった。面白い本ではあったけど、ちょっとがっかり。

で、腫瘍マーカー CA19-9の結果はおよそ17万。前回より6万増し。1ヶ月のマイクロ波温熱療法や2週間の漢方薬とサプリメントの治療は数字には現れていなくて、ちょっとがっかり。
昨日、マイクロ波の治療室で患者さん達が話していた。
これ始めると最初の何回か、腫瘍マーカーは上がり、その後下がっていくんですよねと。
なので、20万くらいいくのかしらと一方では思ってもいたので、こちらは、想定内。
しかし、お腹の調子よくないなぁ。
夕方病院に迎えにきてくれた夫から温泉に連れて行こうかとオファーがあったけど、熱も出そうだしやめておいた。
昨日作ったミネストローネとパンはお腹に気持ちよく、食べることができた。


たりたくみ |MAILHomePage

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