たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2017年11月25日(土) グレゴリオ聖歌特別講座第2回

前日、次男の家族とお風呂カフェに泊まり、翌朝、ゆっくり朝食をとってから、次男家族は鉄道博物館へ。私は夫の運転で、東久留米へ。今日は、グレゴリオ聖歌特別講座の2回目、今回も参加することができ感謝。何しろ、とても貴重な学びなのだ。

今回は、降誕祭の聖歌として、降誕節の晩課で歌われる聖歌から、降誕祭の夜半のミサの入祭唱、拝領唱、公現祭の答唱詩篇と、6曲の聖歌が選ばれ、冊子になっているものをいただく。中には、これまでに何度となく歌ってきたものもあり、心が躍る。今回の講義では、この6曲から、夜半のミサの入祭唱 administers dixt ad me (神は仰せられた)と、拝領唱 In splendiribus sanctirum ( 聖なる輝きの中で) の2曲のみを、とても丁寧に指導いただいた。この2曲はこれまでも入門講座で歌ってきたし、CDも何度となく聴いてきたのに、歌えば歌うほど、その難しさが分かる。言葉を音にする声にする、歌とは何なのか、そんなことも考えさせられるような2時間半あまりの講義だった。

教室を出ようとする受講者の背中にに「みなさん、お家でよく歌って下さいね」
と、橋本先生の声が追いかけてきた。歌えるようになってほしい、何とか、この素晴らしい歌を伝えたいという気持ちが伝わってくる。

「みんな、お家で、練習するんだよ。ここに来るだけでは、英語が言えたり、読めたりにはならないんだからね」と、毎週、毎週と子ども達の背中に向かって呼びかける自分の姿が思い起こされる。

家でも歌おう。少なくともこの2曲は、しっかり歌えるようにしようと思う。今年も深夜からスタートする夜半のミサには参加できないとしても。




たりたくみ |MAILHomePage

My追加