たりたの日記
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2017年05月18日(木) 火曜、水曜、木曜のこと

火曜日仕事日。4時半から8時20分まで3クラス。
午前中から早い午後にかけて、家事を中心に雑用いろいろ。
昨日、友人から、イグナチウス ロヨラの「霊操」が届き、霊的トレーニングとして、それについての1ヶ月の取り組みについてのメモが添えられてあったので、私自身が改善すべき、絶対究明を意識し、それの改善を求める祈りと、振り返りを試みようとした。

私が自覚している、罪、クリアすべき課題は、この世的な思い煩い。
連れ合いから、あなたは、自分の命や死については煩わないのに、どうでもいい日常の事にいつも煩わされていると言われるが、実際そうなのだ。

とりわけ、火曜日、水曜日、のようにクラスがたくさんある日には、クラスの準備が間に合うだろうか、その前までに食事の支度を済ませられるだろうか、郵便局やスーパーに行くと思わぬ時間を費やし、時間が足りなくなりはしないだろうかと、まだ一日をスタートしてもいないのに、心配や焦りのために、気持ちが憂鬱になる。これはもう、子どもの時からの癖といってもいい。

こうした根拠のない思い煩いから自分を解放する事をこの1ヶ月の祈りの課題にしてみようと思う。

思ってはみても、また祈ってはみても、焦りや憂鬱の気分は消えないので、気にかかっていること、今日の内にしなくてはならないことを紙の上に書き出し、それを一つずつ行い、終わったものを線で消すという、初歩的な、しかし有益な方法を実行する。

リストの1をやっている時に、気になるからといって他の事をやってみたり、他の事を考えたりしないと決め、台所の片付けや、部屋中の掃除機かけ、メールの返信、生協への食材の注文、食事作り、英語教室の準備や教材研究など、順番にやっていく。掃除機をかけながら、拭き掃除の必要があることを思う。でもその時間と体力がないことに悩み始めたので、拭き掃除は明日のリストに載せる事にし、自分から切り離す。

火曜日、水曜日と、リストにある事と、クラスを3クラスこなし、忙しさの山場終了。

木曜日は、7時から8時20分までの中学生クラスだけで、掃除や買い出しの類は終わっているので、届いている本を読んだり、家事やクラスの準備をしたり、週末から月曜日にかけて大阪の次男のところに行くための荷物の支度などして過ごす。
本当は、1時間くらい、外を歩きたかったのだが、疲れて仕事に差し支えるのが不安で、10分ほど、ヨガをするのに留めた。

そんな一日を過ごしながら、今年度になって仕事への緊張が今まで以上に大きくなっていることに気がつく。

ひとつは、週1で治療が入るので、時間に制約ができたこと。
次に、クラスを3クラスこなす事に今まで以上に体力を使い、実際疲れることも確かなので、他の活動や仕事をする事を避けたいという気持ちが起こり、気分転換が上手にできない。
そしてこれが一番大きな原因だろうが、これまで中学生クラスは1クラス、多くて2クラス、また人数も少なかったが今年は、3クラス14名。英検も今年から英作文が加えられ、今までとは違ったアプローチが必要となる。
加えて、この教室を今年度で終わりにしなくてはと思っているので、それまでに一定の結果を出し、生徒に一人立ちさせなくてはというプレッシャーが生じている。

思い煩いは、家事や雑用のあれやこれやよりも、この仕事関係に依るものが大きいのかもしれない。

良い仕事をすることと、その仕事について思い煩う事は同じではない。むしろ相反するもの。こちらの焦りや心配は生徒に学ぶ事の喜びをもたらさない。

思い煩いから解放される事は、よい仕事をする上でも必要なことが、これを書きながら分かってきた。

イグナチオの 霊操、心して過ごそう。




たりたくみ |MAILHomePage

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