たりたの日記
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2017年04月07日(金) 自己治癒力

昨夜からハリー エドワーズの「霊的治療の解明」という本を読んでいる。長い間、書架の良く見える場所に座を占めていた本だが、開かれることもなく、5年ほど過ぎたろうか。ようやく開く気になったのは今私の関心が、 ヒーリング、霊的治癒に向かっているという証拠だ。

必要に迫られているからなのか、難しくて挫折していた本がスラスラと入ってくる。10年ほど前、ヒーリングの勉強やトレーニングを受けていたことがあったが、その時の実践や知識も蘇ってきた。あの時には遠隔治療を受けつつも、また、自分でセルフヒーリングの実践を試みながらも、キリスト者がこういことを信じたり、行なったりしても良いのだろうかという疑いがどこかにあった。今、プロテスタント教会からカトリック教会への改宗を目前にしている立場にあれば、こうした霊的治癒にしてもこれまでとは違った見え方がする。カトリック教会の場合はルルドでの癒しや、癒しのミサなど、霊的治療やヒーリングそのものは教会の歴史の中にあり、今も大切にされているからだ。

さて、この ハリー・エドワーズの治療院がイギリスにあることは知っていた。これまで行きたい場所のリストには入っていなかったが、この夏のベトナム行きの次にはここに行き、霊的治療を実際に受けて見たいという気持ちが起こってきた。それで、サイトを調べたところ、まずトップページに ディスタンスヒーリング (遠隔治療)の申し込みフォームが出てきた。基本的に無料で自由献金。行くのはすぐにというわけにはいかないが、ヒーリングの申し込みなら今でもできる。申し込みのフォームに必要なことを記入し送信する。

そうこうしている時、宅急便で一冊の本が届く。「アート ヒーリング」ルチア.カパチオーネ著。金沢に住む弟の連れ合い、義妹からだった。この本を私に送りたいと絶版になっている本を探してくれていて、ようやく見つかったから送ったということだった。彼女は私の今の状況を知らないだろうし、私が昨日あたりから自己治癒力について関心を向け始めたなんて知るよしもなかっただろう。でも、彼女は、この本を私に届けたいと思ってくれた。有難い。そしてこれもまさに聖霊の働きによるもの。

実際、この本に引き込まれ、一息に読んでしまった。この本にある、絵を描くことは、今、自己治癒のひとつの方法として、私に差し出されたことのように思える。この本のなかで引用されていた、「イメージの治癒力」マーティン・ロスマン著 や「自己治癒力」ジーン・アクタバーグ著 は随分前に買って、今も目の前の書架に座している。その隣にはユングの「個性化とマンダラ」が並んでいる。すべてが、今日届いた、アート・ヒーリングに繋がるもの。この3冊を取り出し、続けて読み始める。

夫からは、描け、創れと言われ続けていたのに、私にはその素養はないし、その気にもなれないままこの年になってしまったけど、自己治癒のためなら描いたり、創ったりすることができるような気がする。きっとそこにはわたしが解放しなくてはならないものも出てくるのだろう。
それにしても、必要なものは、すでに与えられていたり、また、今も与えられ続けていることを有り難く思う。

今日は、つくしんぼ保育園でのヨガの最後のクラスだった。今後抗がん治療が木曜日に行われると、翌日は辛い。また、6月からは治療が金曜日に変更になる可能性もある。一旦、お休みをいただくことにし、自己治癒力を発揮して、見事、サバイブできたあかつきには、また、この場所で、ヨガのクラスをさせていただこう。

今日のヨガは免疫力を高めるアーサナを中心に行う。音楽は受難節のためのグレゴリオ聖歌、ファンエイクのリコーダーソロ、波多野睦美さんのソプラノによるイギリス民謡、坂本美雨のPie Jesu , Edo & Jo のYa Deviを70分にまとめて、今日のクラスのために作ったヒーリング音楽。私にとっても、ひとつひとつのヨガクラスを思い起こさせる記念の音楽となった。

今日の参加者の中には、大学生とそのお母さんがいらしたが、この大学生の御嬢さんは、かつて英語教室の幼児クラスに来ていたMちゃん。お母さんは昔のままなので分かったが、Mちゃんは見てもすぐには分からなかった。14年も経っているのだものねえ。
それでもこうして覚えてくださって参加してくださるのはほんとにうれしく感慨深い。
今年英語教室を卒業し高校生になるRくんのお母さんもヨガクラスに参加してくださり、素敵な香りのアロマキャンドルとケルティックハープのCDをプレゼントしてくださる。どちらもヒーリングを促してくれるもの。

そして、つくしんぼ保育園の先生方からは、和歌山県産のレモンを一箱いただく。 見るからに健康そうなレモンが45個も入っていた。人参ジュースを続ける上で必要なレモン、どうやって無農薬の国産レモンを手に入れるか思案している ところだった。実際、明日の分のレモンも切らしているところだった。こちらは身体のヒーリングに効果をもたらすもの。
またもや必要なものが届けられた。感謝!





たりたくみ |MAILHomePage

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