たりたの日記
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2008年01月08日(火) 2008年の日常へ

昨夜遅く、九州から戻ってきた。
25日に大分へ行ってから、2週間あまり家を空けていたので、昨日は降り立った駅にも自分の家の中にも妙な感覚があった。

実際、家を出る前日の葬儀の白い菊はまだ白いままテーブルの花瓶に残っていたし、クリスマスの飾りもそのままだった。そしてカレンダーも12月。
そうか、この家にはまだ新年が来ていないのだ。

実家の大掃除はしたものの、我が家の大掃除はしないままに出かけてしまった。あの年が改まる時の澄み切ったような清々しさが訪れる事のないまま「去年」があそこ、ここに残っている。

今日は午前中、旅の荷を解き掃除をし、長男がクリスマスプレゼントに送ってくれた「ネスプレッソ」というえらく物々しいコーヒーメーカーを使ってみた。かなり本格的なエスプレッソが飲める。カプチーノも美味しかった。
別売りのカプセルは少々値が張るが、このコーヒーを味わう時の充実感には嬉しいものがある。

冷蔵庫に残っている豆や野菜をたくさん使ったミネストローネを鍋いっぱい煮てから午後の仕事にでかける。
3時から8時半まで、ぶっ続けにクラス。5時間半か。そういえば、一昨日、は5時間ずっと山の中を歩き続けたのだった。
5日に高千穂峰に登り、6日は眼の前に高千穂峰を見ながら、中岳、新燃岳、獅子戸岳と縦走した。
この冬念願の霧島山を歩いた事は年の始まりに相応しい得難い体験だったように思う。明日、この事を遡って書く事にしよう。



たりたくみ |MAILHomePage

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