たりたの日記
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大宮エキナカのスープのお店を通るたびに、そこの大鍋でぐつぐつ煮えているスープに心惹かれる。 好きなんだなぁ〜ここのスープ。
時間があって、お腹が空いている時には立ち寄るが、だいたいは電車の時間を気にかけつつ、横目で眺めながら通る。 うまくスープにありつける時には、目にしっかりと材料を焼きつけ、舌にしっかりとその味を記憶させ、家で真似して作ってみる。 で、この秋はたりた風のスープが、試作品も含めて幾度となく登場した。
昨日の英語学校のThanksgiving Party で、このスープ作りが役立った。 礼拝の前後、おいしそうな匂いに包まれ、大鍋いっぱいのスープをかきまわしながら、にわかスープ屋さんだった。 レシピなしの自己流ミネストローネがそれなりに受けた事に安堵している。
<ミクシー日記より>
今日の特別は40色分のミネストローネを作ったことかな。
礼拝の後、英語学校のThanksgiving Party。 うちの学校にやってくるネイティブの教師達は毎年、Thanksgiving Partyにこだわる。 10月にハロウィンパーティーやって、12月にはクリスマスが控えているのだから、この11月のサンクスギビングデイはできればパスしたいのだが、何としてもパーティーをやるという。彼らにとってはお正月のようなものだから、これを祝わない内はクリスマスの準備も気分が乗らないのかもしれない。
しかし、ネイティブの教師が一人で七面鳥の丸焼きを焼いたり、クランベリーソースを作ったりという訳にもいかないし、そもそもそういった伝統的なアメリカンスタイルの特別料理は材料を手に入れるのも、作るのもこれまた大変。 スーパーで七面鳥が買える訳はなし、それが丸ごとつっこめるおっきなオーブンもないんだもの・・・
ローストターキーの代わりにローストチキンを買ってきて、 パンプキンパイとマッシュポテトをアメリカ人のTとAが受け持ち、後は参加する生徒さんたちのポットラック(持ち寄り)という事になった。 でも、でも、持ち寄りと言っても、みんながお料理好きなわけじゃない。お菓子や飲み物ばかり集まって肝心の食べ物がいつも足らない。
しかたないなぁ〜。何かどっさり作らねば・・・ そうだ!アメリカの伝統料理じゃないけど、ミネストローネをたくさん作って、バゲットといっしょに。野菜もパスタも入るから一応はお腹が満たされる。
礼拝が始まる前、9時から仕込だぁ〜。 大きな鍋いっぱい、およそ40食分。 キャベツにセロリにトマト缶、豆缶、パスタも入れて、後はコンソメでぐつぐつ煮込み、塩コショウで整える。
でもね〜、いつものお鍋で作るのと違うから、目分量、さじ加減のカンがうまく働かないのよね〜。昨日の日記じゃないけれど、塩梅がぴたりと決まらない。 塩を足し、足し・・でも、何とかできた。いつものミネストローネ。
参加者は20人足らずだったから半分は余るんだろうな、困ったなぁと思っていたけど、余ったスープを持ち帰りたいという希望者が何人もいてお鍋はきれいに空になってしまった。けっこう喜んで食べてもらえたようだ。
パンプキンパイもおいしかったし、なんとかサンクスギビングの食事会も終了!
さあて、クリスマス・・
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