たりたの日記
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前日の日記には谷川岳の豪華絢爛の錦絵の写真を載せたが、ここにある三枚は山頂からの写真。同じ山でありながらずいぶんと趣が違う。
深田久弥氏の「日本百名山」に寄れば、谷川岳はかつては「耳二つ」と呼ばれていたという。 今ではその二つの耳、つまり二つの頂上は、トマの耳(1963・2m)とオキの耳(1977)と呼ばれ、この二つの耳を持つこの山が谷川岳と呼ばれるようになった。
二枚目の写真はトマの耳の山頂からあちら側のオキの耳を写したもの。 とがった岩の上に何人もの人影が見えるのだが、わたしもこれからそこに立つのだと思うと何とも愉快だった。
三枚目の写真はオキの耳から、さっきまでわたしが立っていたトマの耳の先端を望遠で撮ったもの。 岩のバックのブルーの山の重なりが美しいと思った。
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