たりたの日記
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2007年10月12日(金) 葬儀

悲しい中にも清々しさがある葬儀だった。
葬儀の最後に、我が家の長男Hと中学校の時からの友人Kが喪主の母親に代わって、参拝者への挨拶をした。
小さい頃からのKを知っているだけにりっぱな25歳の青年になっているその姿に、まっすぐなその言葉に泣けた。
kは「最後に父に一言言葉を贈らせて下さい」といい、
「○○万歳」と大きな声で父親の名前を呼び両手を上げた。
不意打ちのようなその言葉と彼の仕草。
Kらしい。
父親の生涯に万歳を贈るKを見ていて、この家族はこの悲しみを突き抜けて逞しく歩いていくなと、力強いものを覚えた。


たりたくみ |MAILHomePage

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