人気のない真夏の原生林轟々と音たてて流れる沢秘境のような場所ときめき吹き出す汗時折の涼風森の匂い忘れていたものが身体に蘇る解放切り立つ岩迷い混みそうな山道威嚇する雷と追い立てる雨畏れそしてそこに生まれる祈りのようなもの心は解かれ、また凝縮し自然の大きさとわたしの小ささ傾山山行濃密に満ちた時間の中を歩く(傾山山頂から)↑エンピツ投票ボタン文芸ランキング