たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2006年08月12日(土) 傾山山行

人気のない真夏の原生林
轟々と音たてて流れる沢
秘境のような場所
ときめき

吹き出す汗
時折の涼風
森の匂い
忘れていたものが身体に蘇る
解放

切り立つ岩
迷い混みそうな山道
威嚇する雷と追い立てる雨
畏れ
そしてそこに生まれる祈りのようなもの

心は解かれ、また凝縮し
自然の大きさとわたしの小ささ

傾山山行
濃密に満ちた時間の中を歩く



(傾山山頂から)



↑エンピツ投票ボタン

文芸ランキング






たりたくみ |MAILHomePage
My追加