たりたの日記
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2006年07月30日(日) 明日から九州

さて、いよいよ明日から恒例の夏の九州帰省。
今日、滞在地の宮崎と大分に荷物を送り、いただいた暑中見舞いの返事などを書き、庭の花にたっぷりと水をやれば、もうこれと言ってやるべき事はない。

この荷物を出してしまった後のほっとする時間はいい。
それまでは、何を持っていくか、いかないかで毎度の事ながら、かなり迷う。服にしても、その時の気分で、着たい服と帰たくない服があるとすれば、選択の余地があるよう、余分に持っていくことになる。

靴だって、トレッキングシューズにジョギングシューズ、前回はこれにダンスシューズが加わったが、今回はまだ新しい踊りの振りをもらっていないから、ダンスはパス。

本ときたらもっとやっかいで、最近手に入れた本や、今読みかけている本はとりあえず置いて行きたくはないから荷物に詰め込む。

ジュンク堂の「大江健三郎書店」で買った本を4冊。
加藤周一著「日本文学史序説 上下
谷川徹三編「宮沢賢治詩集」
シモーヌ・ヴェイユ著・田辺保訳「重力と恩寵」
サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」とその原書。
加えて、行きの満員電車と騒音の凄い飛行機の中でも没頭できる小説が必要。今回はゼミ仲間のTさんのお勧めの、京極夏彦著「姑獲鳥(うぶめ)の夏」。
後は山関係の本と山の地図の類。

その昔は赤ん坊のオムツやミルクや着替え、その後は、おもちゃや着替えと帰省するための荷物は少なかったためしがないが、最近は子ども抜きだというのに、持ち物は年々増えているような気がする。少なくとも靴は一足で間に合っていた。

さて、山。
去年の夏は単独、阿蘇山へ行った。この春は、鶴見岳、由布岳、祖母山へ。
この夏は、まずは1日鹿児島の桜島を眺め、南端の海に面した山、開聞岳に登る。その後、夫の実家の宮崎だが、運がよければ、韓国岳に登ることができるかもしれない。そして大分、わたしの実家では、前回祖母山へ連れて行ってくれた幼馴染が今回もいっしょに山へ行ってくれるという。九重連峰と法華院温泉、あるいは傾山。

頭は山の事ですでにいっぱいになっている。いけない、いけない。帰省の目的は、ひとり暮らしをしている両方の母といっしょに過ごし、どこかへ連れていったり、何らかの手伝いをする事。ヘルパーに徹する事を忘れてはいけない。その間の一日か二日の休暇に山へ行こうというものなのだから。

というわけでパソコンで書く日記はしばらくお休みになります。
けれども、今回もまた、携帯で親指日記を書くことになると思います。
よろしくお付き合いください。




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