たりたの日記
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2006年06月30日(金) 保育園でのおやつ作りの1週間

今週は月、火、木、金と、近くの、保育園の手伝いに行った。
おもに、毎日のおやつ作りを受け持たせていただいた。
ゼリーを作ったり、ケーキを焼いたり、もうじばらくやっていなかったおやつ作り。
子ども達の様子をみながら、鼻歌まじりにおやつを作る時間は思いがけなく豊かだった。

「ねぇ〜、なに、つくってるの〜」

「まなちゃん、ちょっと、たべたい〜」

「じゃぁ、ちょっとだけ、あじみね」


言葉がまだ話せない一歳児もやってくる。

「ウン、ウン、ウン」

目で何かわたしに話しかけてくる。

「まっててね、もうすぐできるよ〜」


わたしが作ったおやつを食べる子ども達の様子を見るのも、思いがけずに、幸せな事だった。

1歳のさくらちゃん、食べさせてあげようとしても、自分で食べるとガンとして譲らない。
ひとしきり食べてお腹がいっぱいになると、今度はわたしの口にケーキの固まりを差し出して、食べさせようとする。食べるまねをしても納得しない。
口に入れて「おいしいね」と食べると、ようやく満足する。
で、もう一回・・・
まだ赤ちゃんだというのに、やってもらうことは嫌で、やってあげたいっていう魂の持ち主なんだなぁと感心する。

小さい子ども達の世界は大人の世界にはない、不思議なことや、おもしろいことがいくつもあって、何か気持ちが新しくなる。
日常の中にあるファンタジー、
そこに紛れ込んだような・・・


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