たりたの日記
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2006年03月13日(月) |
インチキキムチ鍋を作った3月の寒い月曜日 |
すっかり春の陽気に身体が慣れてしまった頃、突然寒さが戻ってきて、裏切られたような気持ちになる。
今日はそういう日で、ずいぶんと寒かった。 山行や真冬に着るスコールジャケットを引っ張りだして着てみるのだが、暖かいには暖かいが、どうにも大袈裟、季節はずれ。それにいくら寒いといっても真冬のそれとは違うはず。思い切って軽めのジャケットで外に出た。
スーパーで食料品や洗剤を必要があって自転車を走らせてはみたものの、この寒さに気持ちがめげてしまった。・・・ふむふむ、冷蔵庫の中にあるもので何とかなりそう・・・そこでスーパーへ行くのはよして、近くのドラッグストアーで用を済ませた。
ドラッグストアには牛乳も卵もあるが、当然野菜は買えないから、今夜のキムチ鍋は白菜の代わりにキャベツ、ニラの代わりに水菜というインチキなキムチ鍋だった。
昨日読んだ「凍」の事を思えば、このくらいの寒さで白菜を買いに行くのもあきらめるなんて軟弱なことこの上ない。昨日、あのドキュメンタリーからもらったはずの力はわたしの中ですでに軟化してしまったのだろうか。キャベツと水菜を刻みながら、我が身がなさけなかった。
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