たりたの日記
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2006年01月11日(水) |
歌のクラスはサイモンとガーファンクル |
<写真は高校生の時に買ったギター伴奏コピー付の楽譜>
英語学校での仕事始め。 午後3クラス。その前に教室の掃除と環境整備、また仕事の後ミーティング。9時過ぎ、仕事帰りの同居人と落ち合って駅の近くの「極楽湯」へ 、あの山の上の温泉の気持ちよさには及ばないものの、あぁ〜いい湯・・・
今学期の歌のクラスは受講者の方のリクエストに答えてサイモン&ガーファンクルの歌を取り上げることにした。 彼らの歌はわたしにとっては思い出以上の歌。若い時期にたっぷり栄養と影響をもらったアーティストだ。 初めて聴いたのはシングル版のTHE SOUND OF SILENCE。まだ英語の読み書きを全く知らない小学校6年生の時、その歌が歌いたいばかりに音を聴いてはまねして歌ったのが始まり。中学校2年生の時のクリスマスに貯めこんだ小遣いで赤い箱に入ったLPレコードを買う。サイモン&ガーファンクルのグレイティストヒットの他に「聖しこの夜・七時のニュース」が入っていてクリスマス用に限定販売されていたもの。レコード屋から喜び勇んで抱えて帰ってきたものの、その当時我が家にはステレオセットが無かく、ずうずうしくも、その赤い大きな箱を抱えては近所に住む友達の家に上がり込み、聞かせてもらっていた。どんなにその音楽が力をくれたことだろう。
それからほどなくして我が家にどんと大きいステレオがやって来た。(昔のステレオセットはやたらと場所ふさぎだった)親がその近所のお宅に迷惑をかけるわけにはいかないと思ったのか、それともわたしがねだりにねだったのか、そこいらはすっかり記憶から落ちている。けれども、それがきっかけでその後、ボブディラン、ビートルズ、ジョーンバエズ、PPMと様々に音楽世界が広がっていったのは言うまでもない。それらはみな英語の歌だったから、わたしと英語との出会いは歌を通じてだった。 しかし今思えば、音として聴いていたものの、言葉としては聴き取れてはいなかった。 今回授業の準備のためにSIOMN AND GARFUNKEL'S GREATEST HITS を対訳を読みながら聴いてみると、今まで知らずに聴いていた英語のニュアンスや言葉の奥にあるメッセージや皮肉などがクリアに見えてきておもしろい。 彼らの歌をその詩もまるごと味わうのにこんなに月日が経ってしまったのだ。でも再会することができてよかった。
クラスで取り上げる歌は
EL CONDOR PASA ( コンドルは飛んでゆく)
BRIDGE OVER TROUBLED WATER(明日に架ける橋)
SCARBOROUGH FAIR(スカボロー・フェア)
THE SOUND OF SILENCE(サウンド・オブ・サイレンス)
の4曲。今日はアーティストについての概要と、「コンドルは飛んでゆく」 を中心にレクチャーと歌のレッスン。何とかギターの弾き語りもできたが、 もっと上手くギターが弾けたらどんなにいいだろうと思う。
彼らの歌はキーが高いので、伴奏はキーが比較的自由に変えられるギターの方が伴奏には都合がいい。この機会にギターもしっかり練習しよう。というか、やらなくっちゃ!
El condor pasa <コンドルは飛んでいく>
words by Paul Simon
I'd rather be a sparrow than a snail. Yes I would, If I could, I surely would. Hum.
I'd rather be a hammer than a nail. Yes I would, If I only could, I surely would. Hum.
Away, I'd rather sail away Like a swan that's here and gone. A man gets tied up to the ground, He gives the world its saddest sound, its saddest sound.
I'd rather be a forest than a street Yes I would. If I could, I surely would.
I'd rather feel the earth beneath my feet, Yes I would. If I only could, I surely would. Hum. Hum. Hum.
もう遅い!寝なくっちゃ。訳詩はまた明日にでも。
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