たりたの日記
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2005年05月04日(水) 三ッ峠山

この日は三ッ峠山行きでした。
今回は初めて、スポーツクラブのダンス仲間との山行きでした。
リーダーはSさん、彼女は高校生の時、インターハイ優勝した女子登山部に入っていた人で、今回の山行きの念密な計画書も作ってくれたのでした。

メンバーはSさんの他に、Kさん、Mさん、それにmGとわたしの6人。
午前5時、上尾駅を出発。Kさんの運転する車にみなで乗り込み、わいわいと遠足気分。首都高速道を走り、7時ごろ途中のドライブインで朝食休憩。三ッ峠登山口に着いたのは午前9時頃。

Sさんが言っていたように初心者向けの登りやすい山の割りに景色は抜群。高度も1785mあるので、空気は山はひんやりとした澄み切った空気。登る間中、ずっと富士山が見えているというのはなんとも贅沢なコースです。三ッ峠山の最初の山頂に着いたのは10時半ごろ。この山頂から見える富士は豊かに裾野を広げ、その荘厳なシェイプには圧倒されるものがあります。Sさんの話によれば、北斎の赤富士はここから眺めた富士山だということ。なるほど、そうだ・・・

次の山頂で昼食休憩。Sさんが燃料とコッフェルを持参していて、お湯を沸かし、コーヒーを入れてくれました。山の上で飲むコーヒーはおいしいものです。ズブロッカとブランデーも持参してましたが、車で来ていることもあり、ほとんど飲みませんでした。でもそれは正解。これまでの山行きは登ったら後はひたすら降りるだけで、ちょっといい気分で降りていたものですが、今回は、それから後がけっこうきつかったです。

12時ごろ、再び歩き始め、御巣鷹山から大幡八丁峠を越え、朝、車を置いた三ッ峠登山口まで戻るのですが、八丁峠というの名の通り、かなり急な斜面をようやく下ったと思えば、その先は急な登り、登ったと思えば、今度は下り。ほんとうに8回これが続くのかしらと思いましたが、実際は4回くらいアップダウンを繰り返し、登山口へ通じる広い道に出ました。この道を40分ほど歩くとようやく登山口が見えてきました。

さて、河口湖近くの野天風呂天水へ。お湯はかなりいいお湯で、柔らかくすっと身体に溶け込むような感覚でした。3時から4時半までそこでゆっくり過ごし、その後、名物のほうとうを求めて、河口湖の周囲をぐるりとドライブ。山頂から見えた富士山とはまた違い、湖を前に抱える富士山もそのコントラストが美しく、すばらしい眺めでした。

ようやく見つけた「大石茶屋」という店の前で車を止めましたが、しんと静まり返っていて、他に駐車している車はありません。けれども、踏み石が水で光っていて、今打ち水をしたばかりの様子から、丁寧な料理を食べさせる店だと良い予感がしました。古い日本家屋の内側へ入ると、なんと部屋の正面には湖と富士山の絶景!暮れなずんでいく富士山に見とれながら、食べても食べてもなくならないような「ほうとう」をゆっくりと食べたことでした。そう、お目当てのほうとうはとても一人前とは思えないほど大きな鉄鍋に入っていました。
思った通り、丁寧に作ってあるとてもおいしいほうとうでしたよ。それにしても、こんな素敵なお店だというのに、お客はずっとわたしたちだけの貸切だったというのがなんとも不思議。

帰りの車では、みんなの話す声を意識の外にぼんやりと感じながらわたしはほぼ爆睡でした。家に帰り着いたのは11時半。なんとすばらしい連休の一日だったことでしょう。
で、翌日はこの前のダンスのステージの上尾組の打ち上げ、いっしょに山行きした仲間と今度は宴会です。




  「大石茶屋」の情報です


TEL 0555-76-8698
営業時間 10:00〜19:00
定休日 年中無休
場所 南都留郡河口湖町大石2585
湖畔の面した大石公園近くにある食事処。

ほうとう御膳・茶屋御膳・麦とろ御膳など
和風のメニューが豊富に揃っている。
料金は、ほうとう御膳で2000円・クリームあんみつ800円。
ほうとう御膳には、甲州ほうとう・馬刺・角煮のセット。





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