たりたの日記
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2005年01月20日(木) 美容院と読書と

木曜日はジム日だったが、そして自転車で出かけるにはまたとない良い天気だったが、ジム行きを断念した。ここのところ、就寝時間が夜中の2時を過ぎる日が続いていて、今朝はさすがに喉が痛く、ここで無理をすれば本番の舞台に穴を開けかねないと思ったからだ。

遅く起きて、洗濯を干し、(ゴミを出しにいくも、すでに収集された後だった)、掃除機をかけている途中、美容院へ行くことを思いつく。ヘナで染めようにもヘナを切らしている。そこいらのスーパーや薬局にヘナが売っているはずもなく、どこかで手に入れなければと思いながらそのまま日が過ぎていたのだ。

前回美容院に行ってから2ヶ月経っている。舞台もあることだし、今日こそ美容院行きを決行すべしと急ぎ予約を入れる。都合のいいことにでかける直前に、紀伊国屋書店からネット注文していた本が届く。美容院に数時間は居ることになるのだから、集中して本が読めるというもの。持参する。

2時に行って戻ってきたのは6時近くだった。ずいぶん長いこと美容院にいたことになるが、髪が洗われ、染められ、巻かれ、切られ、ブローされる間、わたしはわたしで、本にかなり深く沈んでいて、心はひとり、別のところをさ迷っていた。
ともかくも、気心の知れたその店は居心地良く、髪もすっかりきれいにしてもらい、ひと仕事した気分になった。わたしはただ座っていただけだというのに。

昼も食べないままだったので、急いでキムチ鍋を作り、同居人の帰りを待たずに、一人で始める。今夜は昨夜仕入れた、奄美大島の黒糖焼酎「れんと」、音響熟成、25度。酒に音楽を聞かせながら熟成させるのだそうだ。この優しさ、まろやかさ。レント、ゆっくりと、そう、ゆっくりと今日を終わらせよう。


たりたくみ |MAILHomePage

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