たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2005年01月19日(水) マザーグースとゴスペルと

英語学校で今日から英語で歌おう<マザーグース&ゴスペル>のクラスがスタート。見学者も含め、5人の参加者。発声練習をしていたら、母親たちが歌っているのを待っていた小学生3人が、見学に飽き足らず、自分たちも歌いたいと入ってきた。

マザーグースは There Was an Old Lady Who Swallowed a Fly(ハエを飲み込んだおばあさんがいた)
ゴスペルは Nobody Knows The Trouble I've Seen(わたしの悩みは誰も知らない)

を選ぶ。Nobody Knows The Trouble I've Seen はゴスペルのルーツとも言える黒人霊歌(スピリッツ)だが、この歌はずっとわたしと共にあった歌、切っても切れない関係にある歌と言っていいかもしれない。
一人でぼそぼそ(?)と歌ってきた歌を他の方に伝えるというのはなんとも感慨深かった。

そもそもマザーグースも黒人霊歌も、作詞作曲者未詳の伝承歌謡だ。その伝承の先っぽにわたしがあって、それを伝えられた人達がいて、その歌が伝えられた今日という日がある。
とすればわたしの仕事は彼女らがその歌を誰かに伝えられるるまでに、自分の歌にできるよう指導することなのではないだろうか。
そうやって歌は伝えられ、生き延びていったのだから。
そしてわたし自身、もっとこの歌の内側に入り込んでゆきたいと思った。


この歌については近いうちにもっと書くつもりでいる。
今日のところは触りだけ。



      Nobody Knows The Trouble I've Seen

Nobody knows the trouble that I've seen
Nobody knows but Jesus.
Nobody knows the trouble that I've seen
Glory Hallelujah

Sometimes I'm up and sometimes I'm down
Oh,Yes lord.
Sometimes I'm almost to the ground
O yes, Lord.

Nobody knows the trouble that I've seen
Nobody knows but Jesus.
Nobody knows the trouble that I've seen
Glory Hallelujah

..............................


わたしの悩みを誰も知らない
わたしの悩みを誰も知らない
でもイエスは知っている
わたしの悩みを誰も知らない
栄光、神を讃めたたえよ

時には高揚し、時には失望する
時には地を這うほどに
あぁ、そうです、主よ

わたしの悩みを誰も知らない
わたしの悩みを誰も知らない
でもイエスは知っている
わたしの悩みを誰も知らない
栄光、神を讃めたたえよ


たりたくみ |MAILHomePage

My追加